宮崎県宮崎市のトム・ワトソンゴルフコースが舞台の2022年度(第6回)8地区強化指定選手チーム対抗戦(女子)は27日、第3ラウンドが行われた。
本日も絶好のコンディションに恵まれた本対抗戦は、通算2アンダーパーのチーム戦首位でスタートした地元九州チーム(菅楓華、山下心暖、藤本愛菜)が通算433ストロークで本対抗戦初優勝を飾った。
九州チームの菅は「今日は出だしから10番、11番バーディを獲ることが出来て、リズムよくいけたのが1番大きかったです。試合が始まる前から、みんなこの大会を楽しみにしていて、もしかしたら優勝出来るんじゃないかって話もしていたので、今はすごく嬉しいです」と試合後
、喜びを爆発させた。藤本は「1日目にやらかして、2日目、3日目と貢献出来て嬉しい」と優勝を喜ぶと、山下も「大会を通して楽しかったことだらけ」と話してくれた。
第1ラウンドで12オーバーパーを叩き不採用スコアに終わったものの、第3ラウンドの本日1アンダーパーで貢献した藤本、3日間安定したゴルフをした山下、そしてチームを牽引する大活躍を見せた菅。上位2名のスコアが採用される試合方式が上手くハマってのチーム一丸でつかみ取った優勝となった。
藤本が試合後、「スタート前に女子チーム3人みんなで腕に『勝』という字と、絵を描いて、ラウンド中はスコアが悪くても腕を見て笑顔で頑張ろうとやっていました」と話していたように、一番の勝因は九州チームの仲の良さだったのかもしれない。
また、九州チームと9打差の2位タイには関東チーム(新地真美夏、茶木詩央、伊藤美輝)と中部チーム(小宮千鶴、日比野邑香、清本美波)が入賞。
なお、個人の部は首位タイでスタートした九州チームの菅楓華と中部チームの清本美波、東北チームの倉林紅の3名が一歩も譲らぬ攻防を繰り広げるも、団体優勝を飾った菅が1アンダーパーで抜けだし、通算217ストロークで個人でも優勝となった。
惜しくも1打差2位となった中国チームの安保寿美、さらに1打差3位の関東チームの新地真美夏が入賞となった。
●女子チーム戦の成績は こちら から(PDF)
●女子個人戦の成績は こちら から(PDF)
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