3月21日(火)~24日(金)の4日間にわたり、オーストラリア・南オーストラリア州で開催された「ゴルフ・サウスオーストラリア・アマチュア・クラッシック(Golf SA Amateur Classic)」にJGAナショナルチーム4名と2022年8地区強化指定選手チーム選手権で個人優勝を果たした選手2名が参加した。
開催コースのロイヤルアデレードGCは、2008年に世界アマチュアゴルフチーム選手権を開催するなど、オーストラリア屈指のリンクスコースの一つである。毎年、3月にオーストラリアのトップアマチュアが集いこの選手権にて競い合っている。
男子はナショナルチームの松井琳空海(香川西高校1年)が通算8アンダーパーで初優勝。女子は九州地区強化指定選手の菅楓華(日章学園高校2年)が通算8アンダーパーで2位入賞を果たした。
本選手権への派遣は、2016年度大会からスタートし、同大会の女子の部で金澤志奈が優勝、2019年大会の男子の部で米澤蓮が優勝しており、今大会における松井の優勝は男子では2人目となった。
松井は最終ラウンドで8バーディ・1ボギーの65とスコアを伸ばしての見事な逆転劇。表彰式では、大会関係者、一緒にプレーした選手への感謝の気持ちをチームメイトと一緒に考えた英語スピーチで披露した。また松井と同じくナショナルチームの大嶋港(関西高校2年)は、通算1アンダーパーの12位タイ、九州強化指定選手の古川創大(日章学園高校3年)は44位タイで大会を終えた。
一方、女子は第1ラウンドで1イーグル5バーディの66と好スタートを切ったPEIRCE.Caitlinが第2、第3ラウンドと順調にスコアを伸ばし、通算12アンダーパーで優勝。4打差の2位に菅が入り、ナショナルチームの手塚彩馨(佐久長聖高校2年)は通算5オーバーパーの8位に入った。
日本選手主な成績
<男子成績>
優勝(通算8アンダーパー):松井琳空海
12位タイ(通算1アンダーパー):大嶋港
44位タイ:(通算15オーバーパー):古川創大
1R棄権:本大志
<女子成績>
2位(8アンダーパー):菅楓華
8位(5オーバーパー):手塚彩馨
国内外のゴルフ振興に関する話題を掲載している「JGAゴルフ応援サイト」の更新情報をお知らせします。 ●『JGAゴルフ応援サイト』はこちらを御覧ください。 ゴルファーがパットやショットの動きができなくな…
公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)は創立100周年を記念して、創立日の10月17日にゴルフの史実を明確に振り返る記事と記録の閲覧が可能なホームページ「GOLFPEDIA」(ゴルフペディア)を開設した…
日本オープンを担当するレフェリーには定年(70歳)があります。レフェリーは毎年、規則知識をアップデートしなければならないだけでなく、体力的にも非常にタフな任務であること、そして世代交代をしていくために…