アジア太平洋選抜とヨーロッパ選抜の対抗戦「ボナラックトロフィー(男子)」、「ハンキンストロフィー(女子)」が8月3日、スペインのLa Manga Clubで開幕。ボナラックトロフィーは両チーム譲らず5ポイントと取り合い同点。ハンキンストロフィーはヨーロッパ選抜が6.5ポイントを獲得し、アジア太平洋選抜に3ポイント差をつけて前回大会の雪辱に向けて好スタートを切った。
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ボナラックトロフィー第1日の前半戦となるフォアサムマッチプレー。アジア太平洋選抜の一員として出場している出利葉太一郎と杉浦悠太は、スウェーデンのHasson,Albert、Jonsson,Tobiasとの対戦で6and5と大敗を喫してしまう。アジア太平洋選抜は2勝3敗とヨーロッパ選抜の1ポイントのリードを許して、後半のフォアボールマッチプレーに臨んだ。後半戦も熱戦が続く中、出利葉と杉浦は、Gough,John(イングランド)とMaquire,Alexを退けるなど、アジア太平洋選抜が3勝をあげ、両チームとも5ポイントを獲得し、同点で明日の第2日を迎えることになった。
ハンキンストロフィー第1日も男子同様に前半戦でフォアサム、後半戦でフォアボールマッチプレーが行われた。橋本美月と稲垣那奈子は、フォアサムマッチプレーでイングランドのWoad,LottieとRhodes,Patienceと対戦したが4and3で敗退。アジア他太平洋選抜とヨーロッパん選抜は2勝2敗1分けでフォアボールマッチプレーが行われた。後半、韓国のPark,Yejiとペアを組んだ橋本だったが、Garcia-Poggio,Cavetana Feanadez(スペイン)・Fiorellini,Francesca(イタリア)組に4and3で敗れるなど苦戦。アジア太平洋選抜は、Hinson-Tolchard,Maddison(オーストラリア)・稲垣組が貴重な1勝を上げたものの、5敗を喫してしまい、この日は3.5ポイントの獲得に終わり、ヨーロッパ選抜に3ポイントのリードをつけられて第1日のプレーを終えた。
第2日も第1日と同様に午前にフォアサムマッチプレー、午後にフォアボールマッチプレーが行われる。
出利葉太一郎コメント
「暑い中の36ホールプレーで、かなり疲労しました。フォアサムでは序盤でポイントを取られて悔しい結果になりました。フォアボールは接戦の中で良いプレーが出来たとも思います。杉浦選手の強さと凄さを改めて感じました。試合に入って、よりチームワークが強まっているし勝ちたいという気持ちが強まってきていると思います。明日も強い気持ちを持ってチームに貢献できるように頑張ります」
杉浦悠太コメント
「ヨーロッパの選手のレベルの高さを感じた試合でした。フォアサムで出利葉選手のプレーとなかなか噛み合わない中、相手がバーディを積み重ねての大敗はとても悔しかったです。それでも、後半はアジア太平洋選抜32人全員が気を引き締めて接戦を勝ち切ることができて嬉しかったです。チーム内の勝ちにこだわる強いキモリに引っ張られて熱いプレーが出来ていると思います。明日は必ず2勝出来るように、頑張ります
稲垣那奈子コメント
「36ホールのプレーは久しぶりで疲れましたが、メンバー同氏で声を掛け合いながら戦うことが出来て楽しい時間でした。フォアサムは自分のリズムを保つのが難しく感じましたが、フォアボールは余計な緊張もなくプレーに集中できたと思います。チームメイトがとても優しくて笑顔がいっぱいなので、リラックスして試合に臨めています。明日も長いい1日なりますが、チーム全員で楽しく、勝てるように頑張ります」
橋本美月コメント
「思うようなプレーが出来ずに苦戦しました。ヨーロッパ選抜は、多くのバーディを取っていたに対して、自分たちはバーディを奪えず…ペースを掴みきれませんでした。それでも、チームの雰囲気は明るく楽しんで過ごせています。明日のフォアサムは出場しないので、メンバーを応援して、午後のフォアボールで貢献が出来るようにしっかりプレーしたいと思います」
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