2023年度(第7回)8地区強化指定選手チーム対抗戦(男子)は12月7日、宮崎県宮崎市のトム・ワトソンゴルフコースで最終ラウンドを行った。暖かい日差しの中でスタートしたこの日、2位の関東チームに11ストロークの大差をつけて首位でスタートした九州チームは、昨年大会優勝メンバーの丸尾怜央がパープレー、長﨑煌心が2オーバーパーにスコアをまとめ、チームスコア2オーバーパーでホールアウト。通算6アンダーパーで大会4度目の優勝を連覇で華を添えた。14打差の2位は中部チーム、さらに2打差の通算10オーバーパーで関東チームが3位となった。
昨年大会で個人戦2位の丸尾が最終ラウンドに活躍を見せた。強風の中、1番ホールでバーディを奪うと、3番でもバーディ。しかし、「林からのリカバリーショットが上手くいかなくて、なかなかペースを掴めなかった」と5番ボギー、9番ではダブルボギーを叩く苦しい流れも、「アプローチは良かった」と、後半は2バーディ・1ボギーと1つスコアを伸ばして潜在能力の高さを見せた。丸尾は4バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの72で個人戦2位入賞でチームに貢献。長﨑煌心はスタートの1番でOBを叩きボギー。続く2番で連続ボギーと不穏な立ち上がりも「ティーショットがブレる1日でしたが、耐えるゴルフが出来て粘り強くプレーできました」と、その後は8番バーディ、9番ボギー以外はスコアカード通りのプレーを見せて2オーバーパーで凌ぎ、通算1アンダーパー。個人戦優勝でチーム戦連覇の立役者となった。「毎日のパッティング練習の成果が、今回活きて優勝ができました」と喜びを爆発させた。
弟の大星は2バーディ・8ボギーの78とスコアを落とし、「ティーショットは安定していましたが、セカンドショットを曲げてしまい、そこからのアプローチミスで」と今日の苦しいプレーを振り返る。「3日間出入りがすごく激しかったですが、狭いコースの中でのティーショットなど自分の中で成長ができたと思うので、良かったです」とこの3日間で自信を深めた様子だった。
国内外のゴルフ振興に関する話題を掲載している「JGAゴルフ応援サイト」の更新情報をお知らせします。 ●『JGAゴルフ応援サイト』はこちらを御覧ください。 ゴルファーがパットやショットの動きができなくな…
公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)は創立100周年を記念して、創立日の10月17日にゴルフの史実を明確に振り返る記事と記録の閲覧が可能なホームページ「GOLFPEDIA」(ゴルフペディア)を開設した…
日本オープンを担当するレフェリーには定年(70歳)があります。レフェリーは毎年、規則知識をアップデートしなければならないだけでなく、体力的にも非常にタフな任務であること、そして世代交代をしていくために…