女子ナショナルチーム委員会は、10月8日~11日の4日間、オーストラリアのGrange GCで開催される「第23回エスピリトサントトロフィー世界女子アマチュアゴルフチーム選手権」の日本代表選手に、大江香織(東北高校3年)、藤本麻子(作陽高校3年)、宮里美香の3名を選考しました。南アフリカで開催された前回大会では、優勝した南アフリカチームに3打差まで迫るも、5位タイと目標の3位入賞に一歩届かなかった女子日本チーム。目標達成に向け、熱戦を繰り広げます。
《日本代表選手団》
女子チームは3度目の世界女子アマ出場となる宮里美香をチームリーダーに、宮里とともにホスト国開催のクィーンシリキットカップを戦った藤本麻子、選考合宿で好成績をおさめ自身初の日本代表の座を手中にした大江香織の3名を選考しました。
【大江香織(東北高校3年)】
昨年東北女子アマを制した勢いに乗って日本女子アマベスト16入りを果たし、2008年に念願の女子ナショナルチームメンバー入りを果たした大江香織。本年は東北女子アマ連覇、女子アマベスト32の成績を残しています。5月には個人派遣として韓国女子オープンにも参戦。上位入賞とはならないまでも、貴重な経験を積み、更なる活躍が期待される選手です。初優勝を狙った日本ジュニアでは4位タイに終わりましたが、得意のショートアイアンとパッティングで安定感あふれるゴルフが魅力のプレーヤーです。大江自身初となる国際公式競技が女子アマチュアゴルフ界最高峰の舞台となりますが、ポイントゲッターとしての活躍が期待されます。
【藤本麻子(作陽高校3年)】
2006年にJGA女子ナショナルチームメンバーとなって以来、着実に成長を続けている藤本麻子。昨年、三好CCで開催したネイバーズトロフィーチーム選手権では日本女子チーム優勝の原動力として活躍したほか、本年5月のクィーンシリキットでも最後までチームを牽引し、韓国に惜敗したものの2位と日本チームを好成績に導きました。8月の日本ジュニアではパッティングが不調で7位タイと不満の残る結果に終わりましたが、潜在能力の高さは誰もが認めるところ。藤本自身初となる世界女子アマで、日本ジュニアの悔しさを晴らし、日本チーム上位入賞のキーマンとして活躍を期しています。
【宮里美香】
2004年の日本女子アマを14歳で制し、史上最年少優勝記録を更新した宮里美香。その年の世界女子アマに出場して以来、JGA女子ナショナルチームの中心選手として数多くの国際公式競技に出場し、世界ジュニア優勝やアジア競技大会団体・個人銀メダルネイバーズトロフィーチーム選手権優勝など輝かしい成績を残してきました。高校を卒業した本年は5月にホスト国として迎えたクィーンシリキットカップに出場しチーム戦2位の成績を置き土産に、活動の拠点をアメリカに求め、USLPGAツアー参戦を目標に日々鍛錬を続けています。宮里自身3度目となる世界女子アマ。これまではチーム戦4位タイ、5位タイと目標の3位入賞に後一歩のところで届かず、悔しい思いをしてきました。永年チームメンバーとしてともに国際公式競技に出場してきた藤本麻子、新鋭の大江香織とともに、オーストラリアの地で自身のナショナルチームとしての集大成を見せたいところです。
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