今月7日~9日までニュージーランドのオークランドで開催された第32回クィーンシリキットカップアジア太平洋女子招待チーム選手権に出場していた城間絵梨(沖学園高2年)と、岩周里紗(東北福祉大2年)の2名を、そのまま13日から行われたニュージーランド女子アマチュア選手権に個人派遣致しました。
この選手権は、オークランドから車で6時間ほどのネーピアにあるNapier Golf Clubで、1チーム2名で交互にボールを打つフォアサムプレーを1日36ホール、続く3日間で54ホールストロークプレー、更にHastings Golf Clubに会場を移して、3日間でストロークプレー上位32名によるマッチプレー5回戦を行う、フォアサム・ストローク・マッチの3試合からなる、1週間で最大12ラウンドをこなさなければならないタフなスケジュールの選手権。
岩周・城間の2名は、最初のフォアサム選手権でフィリピンペアに次いで準優勝を果たすと、続くストロークプレー選手権では、岩周が18位、城間は第2ラウンドでその日唯一のアンダーである5アンダーパー68のベストスコアをマークする活躍で一時首位に立ち、惜しくも優勝はなりませんでしたが、見事3位タイ入賞を果たして、2人揃ってマッチプレー選手権へ出場を果たしました。
岩周のマッチ1回戦の相手は、先のクィーンシリキットカップで準優勝を果たした地元ニュージーランドのZoe Brake。シリキットカップでの雪辱を期した岩周でしたが、2月に開催されたサウスアイランド女子アマチュアで優勝を果たしたばかりのBrakeを相手に、4&2で破れベスト32で選手権を終えました。
1、2回戦を難なく勝ち抜いた城間は、準々決勝でこちらもシリキットカップ代表の12歳Lydia Koと対戦。淡々と自分のプレーをするKoを相手になかなか自分のペースを掴めず、6&5で敗退し、ベスト8の大健闘ながら悔し涙を飲みました。
マッチプレー選手権の決勝は、フォアサムを制したフィリピンのChihiro Ikedaと、Brakeに圧勝した15歳のCecilia Choのシリキットカップ代表対決。38ホール目までもつれこむ熱戦となりましたが、最後に地元の意地を見せたChoがこの接戦を制しました。
長期戦を戦い抜いた岩周・城間の両名の健闘を称えながらも、今後更なる体力強化とジュニア育成がナショナルチームの急務であると実感させられた派遣となりました。
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