4月7日からオーガスタナショナルゴルフクラブで開催される「マスターズ」に、日本アマチュア選手として初めて出場する松山英樹(東北福祉大1年)が、3月24日、東北福祉大学ゴルフ部の阿部靖彦監督とともにJGAに来訪し、マスターズに向けて、安西会長から激励を受けました。
先の東北太平洋沖地震で、甚大な被害を受けた宮城県内の東北福祉大学も被災し、同大学ゴルフ部に所属する松山も、数多くの被災者とともに困難な生活の中でマスターズを迎える。ぎりぎりまでマスターズ出場を悩んだというが、「大学関係者の方々や、友人、そのほかにも多くの方々から、マスターズ出場への応援の声をいただきました。自分に出来ることは、精一杯プレーして、頑張ることだと思えました。ゴルフの調子は、いいです」と気丈にマスターズに向けた決意を話しました。
安西会長からは、「結果を求めることばかりに気をとられるのではなく、自分のプレーを信じて最後まで諦めないで頑張って欲しい」と激励がありました。
松山は、昨年10月に霞ヶ関CC・東コースで開催された「第2回アジアアマチュア選手権」で通算15アンダーパーをマークし、日本選手初優勝を果たしました。この優勝により、今年のマスターズと全英オープン最終予選の参加資格を得ました。松山は日本アマチュア選手として初のマスターズ出場となります。
なお、本年のマスターズには、松山のほかに、石川遼、池田勇太、藤田寛之の出場が決定しています。
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