日本ゴルフ協会は28日、国立スポーツ科学センター(JISS)で、「JGAナショナルチームセミナー」を開催しました。
本セミナーは、日本学生ゴルフ連盟所属大学ゴルフ部ならびに日本高等学校ゴルフ連盟所属の高校ゴルフ部の監督やコーチを対象として、当協会のナショナルチームや本年設置した競技者育成強化本部の活動内容を紹介し、当協会の選手強化事業への理解を深め、白木仁(筑波大学教授)によるトレーニングセミナー、(公財)日本アンチ・ドーピング機構の岡崎聖太氏によるアンチ・ドーピング講習などの講習会を実施し、選手のトレーニングやコンディショニングの実践方法を提供するために開催しているものです。
セミナーには、大学・高校ゴルフ部関係者など50名が出席し、活発な意見交換がされました。
セミナー終了後には、松本富夫日本学生ゴルフ連盟会長より、「先のユニバーシアード競技大会で、男子は松山英樹選手が個人金メダル、藤本佳則選手が個人銀メダルを獲得し、団体でも金メダルを獲得することが出来ました。しかし、女子は、日本代表として優れた選手を選考したつもりであったが、団体で11位タイと惨敗に終わりました。中国では連日36度という酷暑の中でのプレーとなりましたが、特に女子は体力が他チームより劣っており、最後に集中力を欠いてしまったことが、敗因と考えています。現在、女子は優秀な競技者が高校卒業後にプロ転向を果たし、大学女子ゴルフの層が薄くなっています。そのような中でも、優秀な競技者を育成していくためには、まず体力強化が必要不可欠であると痛感しました。本日、ご出席の皆様には、本セミナーを受講し、トレーニングやアンチ・ドーピングの重要性を認識いただけたかと思いますので、是非、ゴルフ部での体力強化に一層の取組みをお願いします」と挨拶がありました。
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