「第6回The Spirit International Amateur Golf Championship」第4ラウンドが、現地時間5日に米国、テキサス州のWhispering Pines GCで行われた。
昨日同様快晴微風の好コンディションとなった大会最終日。この日10番スタートとなった日本チームは、3位入賞に向けて背水の陣で臨んだ。女子チームは、前半から攻めのプレーでバーディチャンスを多くつくるも、なかなか決められず、ストレスのたまる展開ながらもパーを重ね、前半を1アンダーで折り返した。女子チームの次の組でプレーする男子チームは、出だしの10番でボギーを叩くが、このボギーがチームに良い意味での起爆剤となり、11番で小袋がバーディを奪いイーブンに戻すと、12番、14番で2人共にバーディ、さらに17番で小袋が3mのバーディパットを奪い前半を3アンダーで折り返し、日本チームを牽引した。後半に入り、女子は、比嘉が5番でバーディを奪い2アンダー、終盤の8番でボギーを叩くが、最終9番で比嘉が5mの下りのパットを決め2アンダーでホールアウトし男子チームを待つ。男子は後半、4番でボギーを叩くが5番で佐藤、7番で小袋バーディを奪い4アンダーまでスコアを伸ばし、迎えた最終9番、小袋が1mのバーディチャンスにつけるも決めきれず、この日4アンダーでホールアウト。この日男女チーム合計6アンダーとし、通算男女チームトータル14アンダーとし、5位タイに順位を上げ大会を終えた。
優勝争いは、前半各国が足踏みをする中、着実にバーディを重ねたアメリカがこの日のベストスコアとなる男女合計の11アンダーをマークし、通算31アンダーで2位のチームに10打差をつけ大会3度目の男女総合団体金メダルを獲得した。2位タイの銀メダルは、この日10つスコアを伸ばしたメキシコとアルゼンチンが入り。4位の*銅メダルは韓国が獲得した。
*通算スコアの上から少ない3番目までのスコア(タイを含まない)に対して、金、銀、銅メダルが与えられるため。
男女各団体では、男子が15アンダーパーで4位ながらも、銅メダルを獲得。女子は、13位タイに終わった。また、バーディ獲得数で競われる非公式の男女個人戦では、佐藤大平他3名が通算13個で金メダル獲得し、小袋秀人他3名が通算12個で銀メダルを獲得した。
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