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【スピリットインターナショナル最終日、日本は男女総合10位タイに終わる】

第回The Spirit International Amateur Golf Championship」最終ラウンドが、現地時間2日に米国、テキサス州のWhispering Pines GCで行われた。

昨日同様快晴微風の好コンディションとなった大会最終日。日本チーム3位入賞を目指してスタートをきった。女子チームは、厳しいホールロケーションに手こずり、2番パー5でボギーにすると、その後もバーディチャンスにつけるも決められず、ストレスのたまる展開ながらも辛強くパーを重ねた。迎えた8番パー3で、松原が10メートルのバーディパットを沈めイーブンに戻すと、続く9番でもグリーンエッジから8メー トルのバーディパットを沈め、前半を1アンダーで折り返した。女子チームの次の組でプレーでする男子チームは、昨日まで好調だった岡崎と佐藤のパッティングが微妙に狂いだし、スコアカード通りのパーを重ね、8番で岡崎がようやくバーディを奪い、前半を1アンダーで折り返した。

後半に入り、女子は、11番、12番、14番とバーディチャンスにつけるも、決めきれず、残りホールが少なくなり、徐々に焦りが出始める。迎えた15番パー3では、2人ともグリーンを外すが、松原がバンカーから見事にサウンドセーブ。続く16番では、松原がボギーとするも森田が2メートルのパーパットを沈めこの日最大のピンチを切り抜けた。終盤を迎え、17番パー5では、松原が持ち前の飛距離で2オン2パットでバーディを奪い、最終18番では、森田が5メートルの難しいラインのバーディパットをど真ん中からねじ込み、この日3アンダーでホールアウトをし男子チームを待つ。

男子は後半、女子同様バーディチャンスを決めきれずパーを重ねる展開の中、上位チームは順調にスコアを伸ばし、日本チームとの差は大きく離れたしまった。迎えた最終18番、ここまで全てのホールをパーとしていた日本チームは勝負にでる。岡崎、佐藤共に思い切り振り抜いたドライバーショットは、共に力みから左に大きく曲げ、共にフェアウェイ左サイドのバンカーに入れてしまい万事休す。集中力の切れた2人に既にリカバリーする気力も残っておらず、このホール痛恨のダブルボギーとしてしまい、この日1オーバーでホールアウト。

日本チームは、男女総合でこの日2アンダー、チーム総合13アンダーで10位タイで大会を終えた。

優勝は、この日男女総合でベストスコアをマークしたアメリカが、通算33アンダーで、2位のフランスに6打差をつけて、大会4度目の優勝を飾った。3位はマレーシアが入賞を果たした。

男女各団体では、日本女子チームは、通算9アンダーで3位に1打及ばす、5位タイに終わり、男子は通算4アンダーで17位タイと悔しい結果に終わった。また、バーディ獲得数で競われる非公式の男女個人戦では、松原由美が通算10個で3位に入り銅メダルを獲得した。

詳細成績はこちらをご覧ください。

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