第2回ユースオリンピック競技大会、ゴルフの個人戦最終ラウンドが8月21日に中国・南京のZhongshan International Golf Club(パー72)にて開催された。
4位タイからスタートした篠原真里亜(沖学園高校3年)は、75ストロークの3オーバーパーとスコアを落とし、通算2オーバーパーの8位タイで個人戦を終えた。2日間苦戦を強いられていた岡崎錬(福井工業大学福井高校1年)は、最終ラウンドも1オーバーパーでホールアウト。通算13オーバーパーの27位と世界の壁を痛感させられる結果となった。
篠原は、1番ホールでバーディを奪う好スタートを切ったが、その後4番、9番をボギーとし、前半で1つスコアを落としてしまう。後半、篠原は逆転を目指し少しでもスコアを伸ばしたいという思いがあったが、12番でダブルボギーを喫し、最終ラウンドを3オーバーパーで終了。通算2オーバーパーで前日の4位タイから8位タイに順位を落とし個人戦は悔しい結果に終わった。「悔しい。色々考えながら少しでもスコアを縮めたかったけど上手くいかなかった。まだ、混合戦があるので頑張りたい。」と、岡崎とチームジャパンとして臨む団体戦に気持ちを切り替えた。
女子個人戦は首位でスタートしたLEE So Young(韓国)が最終ラウンドでも7つスコアを伸ばす圧倒的な強さを見せ、通算14アンダーパーでユースオリンピック初の金メダルを獲得。この日6アンダーパーをマークしたCHENG Ssu-Chia(台湾)が通算11アンダーパーで銀メダルを獲得。銅メダルは通算7アンダーパーのSANGCHAN Supamas(タイ)が獲得。最終組の3人が互いにスコアを伸ばしあい下位選手の追随を許さなかった。
一方、岡崎は、本大会で自身ベストスコアの1オーバーパーでホールアウトしたものの通算13オーバーパーと実力を発揮できず、27位で個人戦を終えた。「徐々に、調子が良くなってきた。個人戦はこれで終わってしまうが、混合戦は篠原さんと力を合わせてメダルを獲得したい。」と思いを打ち明けた。
男子個人戦は、首位と3打差の5位でスタートした、PARATORE Renato(イタリア)が6アンダーパーをマーク。逆転で金メダル獲得した。銀メダルは最終ラウンドを69ストロークで終えたKINHULT Marcus(スウェーデン)が獲得。3位は、プレーオフの末BOONMA Danthai(タイ)がHOVLAND Viktor(ノルウェー)を下し、銅メダルを獲得した。
なお、男女混合戦は同コースで下記の通り開催される。
8月24日:フォアサム
8月25日:フォアボール
8月26日:全選手による18ホール・ストロークプレー
最終ラウンドの結果はこちら
国内外のゴルフ振興に関する話題を掲載している「JGAゴルフ応援サイト」の更新情報をお知らせします。 ●『JGAゴルフ応援サイト』はこちらを御覧ください。 ゴルファーがパットやショットの動きができなくな…
公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)は創立100周年を記念して、創立日の10月17日にゴルフの史実を明確に振り返る記事と記録の閲覧が可能なホームページ「GOLFPEDIA」(ゴルフペディア)を開設した…
日本オープンを担当するレフェリーには定年(70歳)があります。レフェリーは毎年、規則知識をアップデートしなければならないだけでなく、体力的にも非常にタフな任務であること、そして世代交代をしていくために…