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【ユースオリンピックの混合戦第1ラウンド。日本チームは-4で首位韓国と7打差の12位タイに】

日本チームはパッティングに
苦しむ

第2回ユースオリンピック競技大会、ゴルフの混合戦第1ラウンドが8月21日に中国・南京のZhongshan International Golf Club(パー72)で開催された。悪天候が予想されたため、前日の監督会議で競技方式が第1ラウンドがフォアボール、第2ラウンドがフォアサムに変更となった。

各ホールの良い方のスコアを採用するフォアボール。どちらかがミスをしても、もう一人がカバーしてスコアを伸ばすチームワークが鍵となる。混合戦初日の日本チームは、コミュニケーションを上手く取り合うが、後半にバーディパットを決めきれず、スコアを伸ばすことが出来なかったため、4アンダーパーの12位タイに留 まった。

1番からスタートした日本チーム。岡崎錬(福井工業大学附属福井高校1年)は1番でボギー、篠原真里亜(沖学園高校3年)は3番でダブルボギー。しかし、各ホールともチームメイトとしてお互いを支えあい、始めの3ホールはイーブンパーにてスタートを切った。その後、4番、5番、7番とバーディを重ね、9番で惜しくもボギーを叩く。前半は2アンダーパーで折り返した。
ハーフターン時に、韓国やオーストラリアが7アンダーパーまで伸ばしているのを確認し、後半の追い上げを心に決めた日本チーム。11番でバーディを奪ったものの、歯車が少しずつ噛み合わなくなるのは、この後からだった。12番、13番、15番とバーディチャンスに付けるもパットを決めきれず。16番もなんとか篠原がパーに抑えたものの、17番ではバーディパットをショートする。このまま苛立ちが募ったまま、明日を迎えるのかと思った両選手。18番で篠原が5メートルのバーディパットを強い気持ちで決め、後半も2アンダーパー。初日は4アンダーパーで終了した。

岡崎は「ショットはとても良かった。アプローチもつけていたのに、パットが入らなかった。ラウンド後にパットを重点的に調整した。明日に期待したい」と語り、篠原はラウンド後に雨の中ショットを調整し「明日のフォアサムは男女が交互に打っていくので、更にチームワークが必要。他国にとっても難しい競技方式だと思うので、最低でもスコアを落とさず、なるべく伸ばして順位を上げて最終ラウンドを迎えられるようにしたい」とメダル獲得への強い気持ちを語った。

上位は、個人戦女子金メダルのLEE So Youngを擁する韓国が11アンダーパーで1位。個人戦男子金メダルのPARATORE Renatoがメンバーのイタリアが10アンダーパーで2位。3位タイには9アンダーパーのオーストラリアとドイツがつけている。

第1ラウンドの結果はこちら

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