JGA競技者育成強化推進本部は26日、都内ホテルで2014年度JGA男女ナショナルチーム合同慰労会を開催しました。
本慰労会には、男子ナショナルチームメンバーから7名、女子ナショナルチームメンバーから5名が出席。昨年12月の国立スポーツ科学センターでの体力測定合宿でスタートした本年のナショナルチームの活動をDVDで振り返り、安西会長からメンバー1人1人に記念メダルが授与されました。
男子ナショナルチームを代表して挨拶に立った小浦和也は「今年の世界アマチュアゴルフチーム選手権では、世界との差を知らしめられました。体力、メンタル、技術。とくにロングアイアンの精度は、自分と世界トップレベルの差が非常に大きく、これからその差を埋めていくための努力を続けていかなければならないという思いを強くしました。自分は、この慰労会でナショナルチームを卒業しますが、後輩たちには、是非来年のノムラカップでの優勝を目指して、頑張ってほしいと思います」と、52年ぶりのホスト開催での世界アマを振り返り、後輩たちへのエールを送りました。
続いて、ネイバーズトロフィーチーム選手権で女子チーム初の連覇の原動力となり、初のホスト開催となった世界女子アマ、アジア競技大会で日本代表としてプレーした岡山絵里が「チームジャパンのユニフォームを着た先輩たちを見て、あこがれていたナショナルチームでプレーすることが出来て、本当にうれしく思います。今年は、ネイバーズトロフィー、世界女子アマ、アジア競技大会で日の丸を背負いましたが、世界女子アマとアジア競技大会では悔しい結果に終わりました。私は、今日でナショナルチームを卒業しますが、後輩のみんなには、2年後にメキシコで開催される世界女子アマで、この悔しさを晴らしてほしい。優勝を目指して頑張ってほしいです」と、時折涙ぐみながら、後輩たちにバトンを渡しました。
本慰労会をもって、2014年のJGAナショナルチームの全活動が終了しました。52年ぶりのホスト開催となった世界アマチュアゴルフチーム選手権では、彼我の差を実感させられる悔しい結果に終わり、当協会の競技者育成強化事業の課題も突き付けられました。JGA競技者育成強化推進本部では、早急に強化育成事業を見直し、2015年には新しい一歩を踏み出します。来年度のJGAナショナルチームの活躍に期待をいただくととともに、皆様の引き続き、ご支援をお願いいたします。
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