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ゴルフを愛する皆さまへ(“Tee It Forward”でもっと気軽にゴルフを楽しみませんか?)

厳しい冬も過ぎ、スポーツシーズンも幕を開けました。

ゴルフ場でも春の訪れを告げる桜が可憐な花を咲かせてゴルファーの目を楽しませてくれています。

ゴルフを愛する皆様にとっても、心待ちにした季節が到来しました。

ぜひ、この1年もゴルフを楽しんでいただければと思いますが、ゴルフ場でプレーするのに気後れがある初心者の方、加齢による飛距離の低下などでパーオンができなくなったり良いスコアを出せなくなってきたベテランの方、しばらくゴルフから離れていて健康のために再びゴルフを始めようとお考えのリターンゴルファーもいらっしゃるかと思います。

そんなゴルファーの方にJGAが紹介するのは、“Tee It Forward”です。

これまで、ゴルフ場のティーイングエリアは、複数のティーボックスが設けられ、女性は赤ティー、シニアは緑ティー、男性は白ティー、技量に自信がある方は青ティーや倶楽部競技などでは黒ティーなどと、性別や年令、技量によってプレーするティーを分けるというのが常識であったかと思います。

“Tee It Forward”は、この常識や固定概念にとらわれず、ゴルフ歴や技量、年齢やゴルファーが求めるプレースタイルに応じて、自由に使用するティーを決めようというもので、2011年に全米ゴルフ協会(USGA)と全米プロゴルフ協会(USPGA)がゴルファーが自分のプレーに最適なティーイングエリアからプレーすることを推奨するキャンペーンを発表し、世界的に普及を進めているものです。

具体的には、自身のドライビングクラブの飛距離によってティーイングエリアを設定しその飛距離に見合った18ホールのヤーデージでのプレーを推奨するものです。

ドライバーの飛距離 推奨される18ホールのヤーデージ
275ヤード6,700~6,900
250ヤード6,200~6,400
225ヤード5,800~6,000
200ヤード5,200~5,400
175ヤード4,400~4,600
150ヤード3,500~3,700
125ヤード2,800~3,000
100ヤード2,100~2,300
飛距離別の適切なコースヤーデージの目安

実際のところ、ゴルファーは自身のドライビングクラブの飛距離に比べて長すぎるヤーデージでプレーされているという調査結果があります。ヤーデージが長くなれば、パー4やパー5のホールでパーオンを狙うショットをフェアウェイウッドで打たなければならないシチュエーションも増え、バーディやパーを狙うチャンスが少なくなってしまいます。また、あるホールではティーイングエリアから崖を越えるのに230ヤードの飛距離が必要であったり、240ヤード先に池やバンカーなどが配されている場合には、ゴルファーは相当な難易度に立ち向かわなければならなくなり、スコアも悪くなってしまうでしょう。そのような状況ばかりでは、スポーツとしてゴルフを楽しむことができなくなり、ゴルフ場から足が遠のいてしまいかねません。

また、距離が長過ぎるコースでプレーをすると、プレーにかかる時間はどうしても長くなってしまいます。数多くのゴルファーが訪れるゴルフ場では、少しのプレーの遅れが全体のプレーのペースに大きな影響を与えてしまいます。毎ショットで前の組のプレーが終わるのを待つような状況が続けば、その日のゴルフの楽しみは半減されてしまいます。自分の飛距離に適正な距離でプレーすれば、スコアの向上とともにプレー時間の短縮にも繋がることが期待されます。

(写真はイメージ)

実際に”Tee It Forward”を初めて経験したプレーヤーの話を紹介します。

関東圏内ゴルフ場に集合した60歳代のA氏とB氏、50歳代のC氏。

この日のプレーでは、A氏とB氏がグリーンティー(約5,300ヤード・パー72)、C氏はホワイトティー(約5,800ヤード・パー72)を使用してプレーをしてみました。

A氏は60歳代でゴルフ歴44年。月1回ほどゴルフ場でプレーするドライバー平均飛距離200ヤードのアベレージゴルファーです。最近は飛距離の低下が悩みとこぼしているA氏は「普段はどうしてもレギュラーティーから打たないと“情けない”みたいな気がして、あるいは周りもそういう雰囲気を醸し出すので、前のティーから打つことができませんでした。でも、今回“Tee It Forward”でグリーンティーからプレーしてみたら、ティーショットで飛ばさないといけないというプレッシャーも少なく楽に打てたのが功を奏したのか、ティーショットのミスもほとんど無く、その結果セカンドショットもフェアウェイから打つことができたので必然的にパーオンの確率も上がり良いスコアに繋がったと思います」と笑顔。「日本人は見栄を張りがちで、前方のティーを使うことに躊躇してしまうかもしれませんが、このプログラムを活用すればもっと楽にゴルフを楽しむことができると実感しました。さらにプレーファーストにも繋がるので、今後も続けていこうと思います」と、初体験のプレーを楽しんだようです。

同じく60歳代でゴルフ歴30年のB氏は、今でも毎週ゴルフ場に足を運ぶ熱心なゴルファーです。しかし、最近は体力の低下もあってかドライバー飛距離が180ヤード前後に落ちてしまい、楽しいゴルフも時に苦しいものになっていたと苦笑い。この日は、A氏と同じグリーンティーを選択してのプレーに「普段は350ヤードのパー4だと2打目は3番ウッドを手にしないといけない距離が残っています。でも、今日はセカンドショットでユーティリティー、さらにアイアンを手にするホールもあって色々なクラブを使うことができましたし、パーオンのチャンスも増えて、プレーをする楽しみが蘇ってきました」と、A氏同様に“Tee It Forward”でのプレーを堪能したよう。「今日のプレーをきっかけに、同年代のゴルフ仲間にも”Tee it Forward”を勧めたいと思いましたし、一人ゴルフのときでも自分の距離にあったティーからプレーして、もっとゴルフを楽しみたい」と、ゴルフへの情熱も再燃したようでした。

C氏は50歳代。若い頃は競技ゴルフも経験していましたが、不惑の年齢を超える頃には仕事の関係で練習の時間も取れず、いつのまにかゴルフ場に足を運ぶのは年に数回。練習にいたっては、少ない機会のラウンドのスタート前に練習場で数十球を打つ程度となりましたが、当時からのゴルフ仲間とのプレーでは6,000ヤードを超えるティーを使用してのプレーに楽しみが少し薄らいできたのを実感しているとのことです。今回は、同伴者2人が前のティーを使ってのプレーで、「プレー中のコミュニケーションが減るのではないか」と危惧していたようですが、「実際には普段と変わらない会話ができ、プレーも楽しかったです」と不安も杞憂に終わったとのこと。さらに、「この日はゴルフ場が混んでいて各ホールで待ち時間が発生していました。でも、自分たちは”Tee It Forward”のおかげもあってか、いつもよりプレーの進行も早かったように感じました。もし、その日プレーしていたゴルファーの多くが適正距離でプレーしていたら、相対的に全体のプレー時間も短縮されて、もっと気持ちよく1日を過ごせたのかなと思います」と感想を話してくれました。

ゴルフ歴も年齢もプレー回数も異なる3名でしたが、”Tee It Forward”でのプレーを心から楽しんだようです。

ゴルフを愛する皆様も”Tee It Forward“でもっと気軽に、もっと自由にゴルフを楽しんでみませんか?

(写真はイメージ)

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