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大会のみどころ
2005年度(第38回)世界ジュニアゴルフ選手権
本年度の代表選手

男子チームは、2年連続で日本代表に選考された伊藤勇気(鹿島学園高等学校3年)を中心に2003年大会以来のチーム優勝・個人優勝を目指します。伊藤は世界ジュニア初出場となった昨年、個人戦40位と思うような結果を残すことが出来ませんでした。伊藤本来のゴルフであるアプローチとパットでスコアを作っていくゴルフが、芝の違いの影響もあって思うように決まらなかったのがその要因です。この1年で洋芝からのアプローチやラフからのショットをどれだけ克服したのか、真価を問われることとなります。宇佐美祐樹(杉並学院高等学校2年)と仲西盛弘(東北高等学校2年)は、世界ジュニア初出場となります。宇佐美は、昨年の関東アマで8位タイ、夏の日本ジュニアで2位タイと好成績を残し、本年のナショナルチームメンバー入りを果たしています。また、仲西は昨年、東北ジュニア優勝、日本ジュニア6位の成績を評価し日本代表に選考しました。

一方、女子チームは佐藤のぞみ(東北高等学校3年)、原江里菜(東北高等学校3年)、若林舞衣子(開志学園高等学校2年)のナショナルチームメンバーでチームを構成しました。昨年の日本ジュニア優勝の佐藤と2位の原は同じ東北高等学校に通うチームメート。過去3回ナショナルチームメンバーとなっている原は、昨年の日本女子アマチュアでストロークプレーをメダリストで通過しベスト8、国民体育大会少年女子1位と輝かしい成績を残しています。また、国際競技でも日本代表としてネイバーズトロフィーチーム選手権で個人1位と結果を残し、同選手権初の女子チーム優勝に大きく貢献しました。10月の世界女子アマチュアゴルフチーム選手権にも日本代表に選考され、団体戦4位の原動力となりました。佐藤は、全国レベルでの大会では目立った成績はありませんでしたが、東北ジュニアなどこれまでに4回の優勝経験を持っています。昨年の日本ジュニアでは、原とのプレーオフを制し全国大会で初優勝を果たし、その実力が開花しました。原とともに1995年の吉田希美代以来の女子個人優勝の期待がかかります。若林は、一昨年の日本ジュニア女子12〜14歳の部を制し、新潟県出身の有望ジュニアゴルファーとして注目を集めました。昨年の関東女子アマも優勝した若林は、日本代表としてスコットランドで開催されたジュニアオープンゴルフ選手権に出場。スコットランド特有のリンクスコースを経験しました。世界ジュニア初出場でこれまでの経験を活かし、上位入賞を狙います。
日本代表選手
伊藤 勇気

鹿島学園
高等学校3年
茨城県
宇佐美 祐樹 

杉並学院
高等学校2年
東京都
仲西 盛弘
 
東北
高等学校2年
宮城県
佐藤 のぞみ

東北
高等学校3年
宮城県
原 江里菜

東北
高等学校3年
宮城県
若林舞衣子

開志学園
高等学校2年
新潟県
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