日本オープンゴルフ選手権競技
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2008年大会ハイライト
2008年度(第73回) 日本オープンゴルフ選手権競技
2008年10月16日〜10月19日 古賀ゴルフ・クラブ 参加者数:120名 アマチュア:16名
1st Round
片山とB.ジョーンズが-3で首位タイに
片山 晋呉(左)とB.ジョーンズ(右)
1997年以来2度目の日本オープン開催となった古賀GC。日本オープン特有の厳しいセッティングとシーサイド特有の海風に翻弄される選手が多くいる中、自身2度目の戴冠を目指す片山晋呉とB.ジョーンズがともに5バーディー・2ボギーの3アンダーパーで単独首位に立った。
プロ入り通算24勝を果たし、ツアー優勝25勝の選手に与えられる永久シード権を目前にした片山は、ドライバーを入れないセッティングで確実にフェアウェイを捕らえる作戦が功を奏した形。スタートの10番から2連続ボギーを叩く不安な立ち上がりも、12番から連続バーディーで落ち着きを取り戻すと、残りホールは危なげないプレーでスコアをまとめた。一方のB.ジョーンズは片山とは対照的に、持ち前の飛距離を活かしたプレーで難コースの古賀を攻略してみせた。なお、昨年大会でも優勝争いを演じた横尾要が1打差3位、B.ジョーンズ同様に攻めのゴルフを見せた石川遼も1アンダーパーで4位と好位置につけた。
2nd Round
円熟味を増した片山が通算-2で単独首位。石川、ドンファン、上井ら若手が上位につける
片山 晋呉(左)と石川 遼(右)
1バーディー・2ボギーと1打スコアを落としたものの、徹底したコースマネジメントを見せた片山が通算2アンダーパーで単独首位に立った。片山は、5番でバーディーが選考するも8、9番で連続ボギー。嫌な流れになったが、後半はスコアカード通りのパープレーで凌いでみせた。
首位タイスタートのB.ジョーンズは、速さを増したグリーンにてこずり2つスコアを落として、首位と1打差の2位に後退。注目は日本オープン2度目の出場となった石川。この年ツアープロに転向した石川は、前半戦こそ慣れない連戦に苦戦を強いられたが、ツアー対象外競技ながら8月の関西オープンでプロ入り初優勝を果たすなど上り調子で日本オープンに臨んだ。ドライバーで積極果敢に攻めるプレーを見せた石川は、前半ダブルボギーを叩くなど順位を落としたが、後半に入って得意のドライバーショットが安定しだすと、徐々に息を吹き返し、2バーディーを奪って、通算イーブンパーの3位に浮上した。さらに1打遅れて4位タイにはドンファンと上井邦浩がつけ、若手の活躍が注目された。なお、この日でカットが行われ、通算13オーバーパーの60人が後半のラウンドに進出。カットラインの13オーバーパーは、73回を数える日本オープンの最多カットラインと並ぶもので、古賀GCの難しさが際立つ結果となった。
3rd Round
2位に4打差をつけた片山が優勝に王手をかける。上井、石川らが後を追う展開に
上井 邦浩(左)と石川 遼(右)
片山が自身2度目の日本オープン制覇、通算25勝の永久シードに王手をかけた。
通算2アンダーパーでスタートした片山は、この日も安定したプレーを見せて、前半で1つスコアを伸ばす。後半も一気に他を引き離すかと思われたが、難コースの古賀GCがそれを許さなかった。14、15番で連続ボギーを叩き、17番でもスコアを落とした片山は、通算イーブンパーで18番を迎える。残り168ヤードの2打目を5番アイアンで5メートルにつけた片山は、これを慎重に沈めて、通算1アンダーパーとして単独首位を堅守した。
4打差2位には、JGAナショナルチームにも在籍した上井邦浩。中部オープン優勝の資格で本選手権の出場資格を得た上井は3日間、我慢のゴルフで徐々に順位を上げてきた。この日も3打スコアを落として迎えた18番で2打目を80センチにつけるスーパーショットでバーディーを奪い、通算3オーバーパー。首位の片山に次ぐ2位に浮上した。石川も若さあふれるプレーで、ギャラリーを魅了した。前半ダブルボギーを叩くなど5つスコアを落としたが、後半2バーディー・2ボギーでプレーして、通算5オーバーパー。片山、上井、B.ジョーンズに続く4位で最終ラウンドを迎える。
4th Round
ただ一人のアンダーパーをマークした片山が2度目の戴冠で永久シードを獲得。石川が4打差2位と大健闘
大田和 桂介(左)と片山 晋呉(右)
圧巻のプレーだった。首位スタートの片山は、1番ボギースタートとするが、2番でアプローチを寄せてパーセーブすると落ち着きを取り戻し、3番でスコアを戻すと、その後も安定したプレーを見せる。他の選手がスコアを伸ばせずにいる中、後半で唯一のピンチとなったのが、16番。パー5のこのホールでティショットを左の林に打ち込むと、2打目は出すだけ。3打目でフェアウェイに戻すと、4打目は残り114ヤード。良くてボギーかと思われたこのホールで、抜群の集中力を見せた片山は、ピッチングウェッジでこのショットをピン20センチにつけるスーパーショットでパーセーブ。このショットで片山の2度目の日本オープン優勝が決まった。最終18番でもパーパットを慎重に沈めて、有終の美を飾った。2度目の日本オープン優勝はツアー通算25勝。日本一の座と共に永久シード権を手中にした片山は、名実共に日本を代表するプレーヤーとなった。
片山の1組前でプレーした石川も最後まで諦めないプレーを見せた。2番ホールで3パットのボギーを叩いたが、すぐに連続バーディーを奪い波に乗ると、7番もティショットをピンまで残り60ヤードまでの位置まで運び、バーディー。その後はピンチもあったが、しぶとくパーをセーブし、通算3オーバーパー、優勝の片山と4打差ながら2位と大健闘。昨年大会では、後半のラウンドに進出できず、悔しさが残った石川だったが、果敢な攻めと巧みなパッティングはこの1年での成長振りを感じさせるものだった。
なお、通算4オーバーパーの3位にはB.ジョーンズ、さらに通算7オーバーパーの4位にドンファン、さらに1打遅れて5位に上井が入賞。ローアマチュアは、ただ一人後半のラウンドに進出した大田和桂介が通算30オーバーパー全体の56位で獲得した。。
 
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