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競技報告
【藤本は通算5オーバーパーで4位タイ。前粟蔵は12位タイに終わる】
第3日 競技報告:JGA
イギリスのHeswall GCで開催されている「第7回 ジュニアオープンゴルフ選手権」の3日目が行われた。ホールロケーションが厳しく、グリーンが堅くなった第3ラウンドは各選手ともスコアメイクに苦しんだ。

藤本麻子はこの日、8番ホールで4パットのミスを犯すなどパッティングに精彩を欠き、4オーバーパー76とスコアを崩し、通算5オーバーパー・221ストロークで4位タイに終わった。

一方の前粟蔵俊太も課題の後半で2つのダブルボギーを叩くなど乱調。3オーバーパー75でプレーを終え、通算8オーバーパー・224ストロークで12位タイでのフィニッシュとなった。

なお、首位タイでスタートしたPatrick Reed(USA)が、2オーバーパー74とスコアを崩したものの、通算1オーバーパー・217ストロークで2位タイのJungeun Han(Republic Of Korea)とMaximilian Kraemer(Germany)に3打差をつけて優勝を果たした。

【選手コメント】藤本麻子 通算5オーバーパー(72・73・76) 4位タイ
この試合に入ってパッティングに苦しんでいる藤本は、最終日もそれを克服できず、スコアを崩した。6番ホールまで1バーディー・1ボギーと粘りを見せたが、7番(パー4)でティーショットをプッシュアウトして林の中へ。4mに3オンしたが、このパーパットを3パットしてダブルボギーを叩く。藤本は、このホールで緊張の糸が切れたのか、続く8番(パー3)では、ティーショットを3mにつけながら4パットの信じられないミスで連続ダブルボギーとしてしまい、前半を4オーバーパーで終えた。

後半に入っても流れを変えることは出来ず、11番(パー3)、12番(パー5)を連続ボギーとして、優勝争いから脱落した。15番、17番でバーディーを奪ったものの、3バーディー・3ボギー・2ダブルボギーの76でホールアウト。通算5オーバーパー・221ストロークで4位タイに終わった。

「悔しいです。それしか言葉が出てきません。7番で3パット、8番で4パットのミスが大きかった。今日は、グリーンがこの3日間で一番堅く、ホールロケーションも難しくて、本当にまいりました。この試合に出場して、日本では経験できないリンクスコースをプレー出来たのは自分にとって大きなものになると思います。アプローチはスピンがかからないし、バンカーショットもスピンが思ったようにかからない。今まで日本でプレーしていた時には、ピンの近くにボールを落としてスピンをかければ良かったのに、ここでは全て手前からランを計算して攻めなければなりませんでした。自分のゴルフに対して、課題がたくさん出てきたので、ジュニアオープンに出場出来て良かったです。日本に帰っても、今回の経験と悔しさを忘れずに、頑張ります」


【選手コメント】前粟蔵俊太 通算8オーバーパー(75・74・75) 12位タイ
前粟蔵は、この2日間、前半をパープレーで終えるものの、後半にはいるとボギーが先行し、スコアを落としていた。前粟蔵が上位進出を果たすには、厳しいホールが続く後半でいかにスコアをまとめるかにかかっていた。しかし、前粟蔵は、最終ラウンドでも課題を克服することが出来ず、後半にスコアを崩してしまった。

得意とする前半。ティーショットがやや不安定な前粟蔵は、2番ホールでティーショットを右に曲げるミスでボギーを打ったものの、4番、5番で連続バーディー。6番でまたもティーショットを右に曲げボギーを叩いたが、その後は落ち着きを取り戻してパープレーでハーフターンした。

注目の後半は、13番を終えて1バーディー・1ボギーと順調な滑り出しだったが、落とし穴は14番ホールに待っていた。ティーショットはフェアウェー真ん中に打ったかと思われたが、石に当たってハザードに入る不運に見舞われ、ダブルボギー。前粟蔵は、このホールからリズムを崩し、15番でバーディーを奪ったかと思うと、16番ではこの日2つ目のダブルボギー。17番バーディー、18番ボギーとスコアを落ち着かせることが出来なかった。
終わってみれば、5バーディー・4ボギー・2ダブルボギーの75。通算8オーバーパー・224ストロークで12位タイに終わった。前粟蔵は、この3日間で13個のバーディーを奪いながら、スコアを伸ばせないジレンマに苦しんだジュニアオープンとなった。

「今日も前半は、バーディーを狙うホールとパーをセーブするホールを上手く切り替えることが出来て、良いプレーをしていたと思う。でも、後半になると、攻めるホールはしっかりとバーディーが取れるのに、守るホールでリカバリーが出来なくなってしまいました。それが何故なのかは、僕自身もわかりません。今日は、疲れが出てきたのか、普段よりスウィングスピードが遅くなってドローボールの曲がり幅が小さくなってしまい、右へのミスが多くなったことも、影響していると思いますが。この結果は悔しいですが、楽しくプレーできました。今回、ジュニアオープンに出場して、本当に良い経験が出来ました。コースは、参加する前に想像したよりも難しかったです。自分はキャリーボールを中心にゲームプランを組み立てていましたが、このコースはランが出るし、ボールも止まるようで止まらない。残り100ヤードの距離を8番アイアンで打って、20ヤードのランを使ってグリーンを狙うということは、今までに経験したことがない方法で、凄く勉強になりました。日頃から注意されている「手前から攻める」ということの本当の意味を、身を以て知ることができました。これからもこういう舞台で戦えるように、日本に帰っても頑張っていきたいです」

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