2015年度(第48回)日本女子オープンゴルフ選手権競技
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大会のみどころ 飛び翔ける、世界への夢。2016から2020へ!

本選手権には、世界最高峰の米女子ツアーで戦う韓国勢の中からユ ソヨン、キム ヒョージュ、そして日本のワールドレディスに続いて全米女子オープンと、日米のメジャー大会でいずれも初出場初優勝を果たしたチョン インジの3選手が出場する。
ユ ソヨン、キム ヒョージュ、チョン インジ
ユ ソヨンは2011年の全米女子オープンを制して一躍脚光を浴びるようになった実力者で、その後も米女子ツアーの主役のひとりとして同ツアーに欠かせない存在になっている。同ツアー通算3勝。今シーズンは優勝こそないが、トップ10入り8回と安定した成績で世界ランキング4位のトッププロである。

キム ヒョージュの名が日本で知られるようになったのは、まだアマチュア時代のことだ。2012年のサントリーレディスオープンに16歳で出場すると、その完成度の高いスウィングから打ち出されるショットは圧倒的な強さとなって優勝に直結した。プロ転向すると2014年のエビアン選手権に優勝してメジャータイトルホルダーとなった。今シーズンも米女子ツアーで2勝目(ファウンダースカップ)を挙げたのをはじめトップ10入り8回で世界ランキングでも5位に入っている。
 

チョン インジは高麗大3年生の現役女子大生プロ。4月には日本のワールドレディスに初出場して独走優勝を遂げた。175センチの長身でクレバーなゴルフは、際立っていた。日本のメジャー制覇だけでは終わらなかった。7月の全米女子オープン。今度は世界のメジャー大会でこれまた初出場初優勝という快挙をやってのけた。2012年にプロ転向して韓国女子ツアーでは5勝している。21歳のチョン インジは、今シーズンの大ブレークで世界ランキングでもトップ10入り(9位)して一躍世界の中心選手のひとりとして認められる存在になった。

この世界ランカー3選手、日本女子オープンでも、優勝争いにからんできそうだ。
 
テレサルー 菊地絵理香・森田理香子・藤田光里・原江里菜
迎え撃つ日本勢
日本勢にも注目したい選手は目白押しだ。賞金ランキングでも上位にいる菊地絵理香、森田理香子、藤田光里、原江里菜、鈴木愛、酒井美紀さらに米国から一時帰国しての出場となる横峯さくら、宮里美香といった選手たちからも目を離せない。

菊地は今シーズンKTTバンテリンレディスで念願のプロ初勝利を挙げて勢いに乗っている。日本女子オープンでは、2013年大会で宮里美香と最終ホールまで熾烈な優勝争いを繰り広げた。一時は単独トップに立ったが、終盤で宮里に再逆転され、ビッグタイトルを逃した苦い思い出がある。そのときのリベンジという思いも強いだろう。初優勝の勢いで一気にその思いも遂げてしまうことに期待したい。初優勝といえば藤田光里のそれは、劇的でさえあった。フジサンケイレディスの最終日最終ホールで優勝を決めたカラー近くのエッジから決めたバーディーパット。そのシーンは、多くのゴルフファンの脳裏に未だ鮮明に残っているに違いない。2勝目が待たれる。

その2勝目に7年も費やさなければならなかったのが原江里菜だ。2008年のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントで初優勝を遂げた後に不振が続き、遂には賞金シード圏外にまで転落するスランプに苦しまされた。スウィングコーチの下で一からのスイング改造に取り組み、ようやく自信も取り戻してきた。そして、何度かの優勝争いも経験し、今シーズンの大東建託・いい部屋ネットレディスで遠かった2勝目を手繰り寄せた。3勝目こそ時間をかけずにクリアしたいところだ。
2勝目といえば、昨年の日本女子プロ覇者の鈴木愛も、その後優勝に手が届いていない。実は、部門別データをみると、ほとんどの部門で昨年よりも上昇している。あとは、勝運だけではあるまいか。勝機をつかんで確実に勝ち切る。日本女子プロ選手権で強豪選手たちの追撃を振り切ってみせた粘りのゴルフを今大会で再現してもらいたい。
宮里美香は、大会3勝目を目指しての参戦だ。昨シーズンは不調で、米女子ツアーの賞金シードを手離さなければならなかった。オフの猛練習、出場できないトーナメント期間中は、フロリダでまた猛練習…。ショット、パット、ショートゲーム全てを納得のいくまで調整し続けた。その成果は出場したトーナメントで徐々に結果として現れるようになった。全米女子プロでは優勝争いの輪に加わった。そして、限られた出場数の中で賞金シード復活を確実なものにした。

「日本のファンの方々、私を支え、励ましてくださった関係者のみなさまに、少しでも成長した私を見ていただきたい。日本女子オープンでは、常にそのことを念じてプレーしてきました」(宮里)。今年は、猛練習の成果を日本でも披露してくれるだろう。
米女子ツアーのQTを突破して、今シーズンは、同ツアーで戦った横峯さくらもシード権を確保しての帰国になる。久し振りの日本での戦い。こちらも日本のファンのために大きなお土産を期待したいところだ。
鈴木愛・宮里美香・横峯さくら・酒井美紀
輝きを見せるアマチュア選手たちの挑戦
日本女子アマチュアゴルフ選手権と日本ジュニアゴルフ選手権の二冠獲得選手が二人もいる。勝みなみと蛭田みな美両選手である。勝は昨年の日本ジュニアと今年の日本女子アマ。蛭田は昨年の日本女子アマと今年の日本ジュニア(ともに15~17歳の部)。勝利の順番こそ逆だが、そろって両タイトルを手中に収めた。

日本女子アマに優勝した勝は、アマとして残る栄冠は日本女子オープンのローアマチュアだね…と報道陣に水を向けられると、「えっ?」と不思議そうな表情をのぞかせた後、こう切り返したものだった。「ローアマチュアじゃなくて優勝でしょ」
強気のコメントの背景には、昨年大会での永井花奈の活躍がある。高校2年生で出場した永井は、4日間一度もオーバーパーを叩くことのない安定したプレーで全体の3位に入り、ローアマチュアを獲得した。日本選手ではプロを押しのけて最上位の結果であった。本選手権に出場するアマチュア選手のトップグループが目指すのは「永井越え」だ。そうなると、ただローアマチュアになるだけでなく2位あわよくば優勝という答えが弾き出される。勝の「ローアマチュアじゃなくて優勝でしょ」のコメントは、そんな中から出てきたものだった。
蛭田みな美・永井花奈・勝みなみ
新垣比菜・松原由美・山口すず夏
“みなみ”と“みな美”だけではない。日本女子アマでは“みなみ”に敗れてベスト8、日本ジュニアでは“みな美”に水を開けられた新垣比菜が「日本女子オープンに悔しさをぶつけます」と打倒両ミナミを心に誓っている。ステップアップツアーではプロを抑えて優勝し、出場チャンスを与えられた女子ツアーでは出場3試合連続トップ10入りを果たしている。ここに2年連続を狙う永井が加わってのローアマチュア争いとなれば、それがそのまま優勝争いへと大転換することも考えられる。
他にも復調気配をのぞかせる松原由美や、今年の全米女子オープンゴルフ選手権に予選会を突破して日本選手最年少出場を果たした山口すず夏もいる。松原は、中学3年生時の2013年大会に続き2度目のローアマチュアへの挑戦となる。強弾道のロングドライブは健在で調整してきた引っ掛かり気味のショットがコントロールされるようになれば攻めのゴルフでの快スコアも期待できる。そして山口は、日本女子オープンでも予選会を勝ち抜いて2度目の出場を決めてきた。自分の手で進むべき道を切り開いていくたくましさと、挑戦意欲のある中学3年生。まぶしいまでの若さで溌剌としたゴルフを展開してくれるだろう。
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