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【失速の加瀬は「攻めていこうとしたけれど、空振りだった」】 |
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第3日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Yoshitaka Watanabe |
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ホールアウトして、スコアカード提出が終わると、顔をくしゃくしゃにした渋顔でハウスに戻ってきたのが、加瀬秀樹だった。「うーん。うまくいかないですねぇ。気持ちは、整っていたんですよ。でも、2番からいきなり3連続ボギーでしょう」と、振り返るのも辛いラウンドだったことが、その表情で見てとれた。なにをやっても、好転してくれない日もある。それが肝心のムービングサタデーで悪い方向に行ってしまった。「6番でバーディを奪っても、気持ち的に行ってはいけない。あそこはダメ、こっちもダメと、やっぱり過剰反応しちゃったんです。バーディのあと、とりあえず終わったことは忘れて、攻めていこうと気持ちをポイティブに向けたんです
けど、空振りでした」と語った。
7番から、ずっとスコアが動かない。そのときの葛藤が、動かないスコアに隠されている。13番でボギー。15番でもボギー。17番では、ダブルボギー。この日6オーバーパーのペースだった。明日につなげるためにも、最終ホールで、せめてバーディで締めくくりたい。という渾身のドライバーショットと第2打で2オン成功した。イーグルは叶わなかったものの、なんとかバーディとして、5オーバーパーに留め、通算1アンダーパー。首位と7打差で最終ラウンドを迎えることになる。「気を取り直します。悪い部分が全部でたんですから、明日こそ、ね!」と言った。日が暮れる直前の練習グリーン。最後に残った1人が、加瀬秀樹だった。
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