2023年1月1日から施行される改訂されたゴルフ規則に関して追加の詳説がR&Aより発表されました(追加の詳説はこちら。「詳説」は規則の規定や解釈を補足説明するためにオフィシャルガイドに掲載されるもので(オフィシャルガイドの日本語版は2月末発刊予定)、「追加の詳説」は四半期ごとにR&Aのウェブ上で更新されます。
今回発表された「詳説10.2b(3)/2-自立式パターの特定の使用についての遅延」に関する追加の詳説は2023年ゴルフ規則のオフィシャルガイドに追加された以下の詳説の適用を2025年1月1日に延期することを説明しています。
10.2b/1-アラインメントを援助するための自立式パターの使用は認められない
自立式パターが用具規則に適合していれば、ストロークを行うために使用することができる(規則4.1a(1))。しかし、プレーヤー(またはそのキャディー)はそのようなパターを規則10.2bに違反する方法による援助を得るために置くことはできない。
例えば、プレーの線を示したり、規則10.2b(3)に違反してストロークのためのスタンスをとる際にプレーヤーを援助するためにパッティンググリーンにある球の直後やすぐ近くにそのパターを立たせて置いてはならない。
10.2b(3)/1-プレーヤーがスタンスをとる援助のために球の後ろにクラブヘッドを置くことは認められる
規則10.2b(3)はプレーヤーがスタンスをとるときの援助となる物(アラインメント用の棒やゴルフクラブ)を置くことを認めていない。
しかしながら、この禁止事項は、プレーヤーが球の後ろに立って、プレーの線に直角にクラブヘッドを位置させて、その後で自分のスタンスをとるためにそのクラブをそのままに留めてその球の後ろから回り込む場合など、プレーヤーが自分のクラブヘッドを球の後ろに置くことを妨げてはいない。
(詳説は仮訳)
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