Championship Reports競技報告

グッドリズムで好スタートを切った平林治子が昨年大会の雪辱を晴らせるか

「明日はどれだけドライバーを思い切って振っていけるかだと思います」

6,036ヤード設定に多くの選手が苦しむ中、平林治子(都留CC)は2バーディ・1ダブルボギーのイーブンパーでラウンド。日本一のタイトルに向けて単独首位の好スタートを切った。関東女子ミッドアマチュアゴルフ選手権や関東女子シニアゴルフ選手権のタイトルは持っているものの、日本タイトルは未だ手にしていない。

「毎年の目標の一つに日本一になることを掲げています」

そんな平林だが、今週に至ってはゴルフの状態がそれほどいいわけではない。夏頃はいい感じでゴルフができていたそうだが、最近はスウィングに迷いが生じていると言う。

「ゴルフはあんまり良くないですね。体調的にも花粉症で鼻水をずるずるさせながらやっています(笑)夏場は調子が良かったんですが、秋になって悩み始めて。調子がいい時と悪い時の差が大きくて、今はあまり良くない時で。もがき苦しみながらやっています」

苦しい時には色々と試してみたくなるものだが、平林は逆に一つのことに集中した。それは「テンポ」だ。余計なことは考えずに、それだけをやろうと決めてのぞんだことが功を奏した。

最近はテンポを身につける練習器具で日々練習をしているという平林。早くなりがちなテンポを、良いテンポ&良いリズムでスイングできるように強制的に体に覚え込ませている。やることが絞られているからこそ、スコアや順位など余計なことを考えずに済んだ。そんな1日目だったのかもしれない。ただ、明日の2日目はそうはいかないだろう。悲願の日本一のタイトルに向けてプレッシャーもかかる。そんな中でいかに自分のリズムでスウィングできるかが、優勝の鍵を握っている。

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