Championship Reports競技報告
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本選手権初出場の宮城杏が、15番ホール（157ヤード・パー３）でホールインワンを達成した。「ピン方向へ向かっているとは思いましたが、その後ガチャっと音が鳴って、ボールが見えなくなって」と、宮城が7番アイアンで放ったボールは、カップの縁を大きくえぐるようにカップインした。
1番ホールからスタートした宮城は「バーディチャンスは何度もあったのにパットが入らなくて…」と14番ホールでこの日3つ目のボギーを叩いて、続く15番ホールのティーイングエリアに立った。「ショットを放った瞬間はとても感触が良かったです。それまでバーディチャンスにつけてもずっと外していて……パットに苦しんだから、このホールはパターを使わずにすんだのかなって」と笑った。カップインしたボールをピックアップすると「3分ぐらい震えが止まりませんでした」と振り返った。
「トータルでは4回目のホールインワンですが、試合では初めてです。しかもこんな大きな試合で、初出場の日本女子アマで達成できて本当に嬉しいです」と笑顔を見せてくれた。
16番ホールからの残り3ホールをパーとした宮城は1イーグル・1バーディ・3ボギーのイーブンパーで第1ラウンドを終えた。「バーディを1つしか取れなくて。でも、ホールインワンでなんとか（イーブンに）戻せました」と、最後まで笑顔が眩しかった。
