Championship Reports競技報告
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「私、めっちゃネガティブなんで、今日はたまたま長い距離のパットが入ったって感じです。だから明日は叩いてしまうかもしれないし……」と、少し俯き加減で第1ラウンドのプレーを振り返った左奈々。
この日最初のバーディは4番(326ヤード・パー4)で、3メートルを決めると、5番(381ヤード・パー4)は7メートル、6番(488ヤード・パー5)は3メートルと3連続バーディに繋げた。その後も8番(539ヤード・パー5)は6メートル、後半に入っても14番(374ヤード・パー4)と最終18番(389ヤード・パー4)でともに4メートルと、6つのバーディはいずれも距離のあるパットを沈めた。
「得意なクラブは……ないですね。あ、でもパターが得意なのかな?!パッティングが良ければスコアが良いって感じです」と、少しだけ笑顔が見えた。
唯一ボギーを叩いた17番ホール(410ヤード・パー4)は、ティーショットをフェアウェイバンカーに入れ、セカンドショットでグリーンを外し、残り30ヤードのアプローチが寄せきれずの2パットとした。「残り160ヤードでしたが、あごが高くて届かないクラブ(8番アイアン)で打つしかなくて……」と、アンラッキーもあってのボギーだった。だが、続く18番ホールはきっちりバウンスバックを決め、第1ラウンドを終えて2位タイと好スタート切った。パーセーブしたホールの中には「もったいないミスをした」場面もあったというので、もう少しスコアを伸ばせたのでは? と聞くと「いや十分です」と笑った。
「周りに気をつかってしまうんですよ。今日も同伴競技者の方に自分から話しかけようって心がけてましたし……。明日はネガティブにならずに、自分のプレーができればいいなと思います。あとは楽しくプレーしたいです」と、最後はポジティブなコメントで締めくくった。明日の第2ラウンドは、今日より少しポジティブな左のプレーが見られそうだ。
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