Championship Reports競技報告

単独首位スタートの永田愛梨は安定感溢れる正確なショットが光る

自身2度目の本選手権の永田愛梨が6バーディ・ノーボギーの6アンダーパーをマークして単独首位に立つ最高のスタートを切った。
永田はホールアウト後、「満点です。今日はアイアンショットとドライバーが安定していて、近くについたというわけではないですけど、3から5メートルぐらいのパットをしっかり決めることができて、たくさんバーディが獲れました。」と振り返ってくれた。

グリーン上で苦しみ、前半1アンダーパーと我慢の時間帯が続いたが、折り返し直後にバーディを奪うと、パッティングが決まりだした永田は、後半で5バーディを奪取。怒涛のバーディーラッシュだった。

平均飛距離220ヤードという永田は、他の選手と比べ飛距離のアドバンテージはない。それでも、飛距離が出ないながらのコースマネジメントできっちりスコアを作ってきた。
「アイアンでは狙えないので、攻めすぎずに安全にパープレーを心がけました」その結果が、この日パーオン率100%という安定したショットに表れ、本人も驚くほどの満点ゴルフにつながった。

高校に入り10ヤード程飛距離は伸びた永田だが、もう少し伸ばしたいという欲はあるそう。それでも、飛距離がないなりの戦いがあるということをこの日の永田は見せてくれた。残り3日間も正確なショットで上位を狙っていきたい。

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