Championship Reports競技報告

最終ラウンド最終組で4打差を追う徳永「優勝争いを楽しみたい」

写真:Y.Watanabe / Y.kawatani

日本女子アマチュアゴルフ選手権も後半のラウンドを迎えた。前半のラウンドを通算8アンダーパーで終え、首位と2打差の2位タイからスタートした徳永歩。この日はアンダーパーでホールアウトはしたものの思うようにスコアを伸ばせず、4バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの71、通算9アンダーパーで最終ラウンドを迎える。

前半は、2番ホールでバンカーからのチップイン・バーディを決めるなど、出だし5ホールで3アンダーパーと快調にスコアを伸ばしていた。しかし、徐々にドライバーショットが曲がり始めた8番ホール。3番ウッドで打ったセカンドショットがバンカーに入ってしまい、バンカーからのショットをトップしてアゴに当たり再びバンカー、痛恨のダブルボギーだった。

ムービングデー最終組での首位争いを振り返ると、「緊張はそんなに無かったんですけど、もう少し伸ばしたかったなという感じで悔しさもあります。でもトップと4打差はまだまだチャンスはあると思うので頑張りたいです。この位置(順位)でプレーできるのは初めてなので優勝争いを楽しみながらプレーしたいです」

昨年高校を卒業して、現在は所属の蒲生ゴルフ倶楽部(滋賀県)で寮生活しながらキャディの仕事や練習をしているそうだが、日々ゴルフ場にいることが徳永にとってプラスに働いている。昨年初めてプロテストを受験し、最終までは進んだものの合格には届かなかった。当然“今年こそは“の気持ちは強い。

本選手権の優勝者はプロテスト最終から受験できる為、当然そこも視野には入れている。

明日の最終ラウンドも最終組でのプレー、そして山本優花と鳥居さくらを追いかける戦いとなる。逃げる優勝争いと追う優勝争いのどちらが好きか徳永に聞いた。特にどちらというのはないそうだが、これまで優勝した試合は追いかける方が多かったそうだ。言葉の端々から徳永自身も手応えを感じているのがうかがえる。本選手権逆転初優勝へ向け期待したい。

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