Championship Reports競技報告

日本女子アマチュアゴルフ選手権が閉幕。鳥居さくらが通算-14で逆転初優勝を飾る

写真：Y.Watanabe / Y.Kawatani

2024年度（第65回）日本女子アマチュアゴルフ選手権は6月14日、千葉県我孫子市の我孫子ゴルフ倶楽部で最終ラウンドを行った。気温30度を超える日差しが選手たちの肌を焼く気候の中、鳥居さくら（滝川第二高）が通算14アンダーパーで逆転初優勝を飾った。

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通算13アンダーパーの単独首位でスタートした山本優花（東京ロイヤル）が、出だしから3連続ボギーとスコアを落としたのに対して、2打差2位スタートの鳥居が5、6番で連続バーディを奪取。9番でもスコアを伸ばして、前半を3アンダーパーで終えて混戦を抜け出す。鳥居は後半も10番バーディのあとに2ボギーを叩いたものの、最終18番でバーディを決めて有終の美を飾った。鳥居はこの日、5バーディ・2ボギーの69でホールアウト。通算14アンダーパーで日本女子アマチュアゴルファー日本一の称号を手に入れた。5打差の2位には4アンダーパーをマークした日本アマチュアゴルフランキング1位の新地真美夏（共立女子第二高）、さらに1打差の通算8アンダーパーの3位に、松永七海（日本大）が入賞。スコアメイクに苦しんだ山本は7つスコアを落とし、通算6アンダーパーの4位タイに終わった。

なお、来年度の本選手権は、2025年6月17日から20日の4日間、滋賀県の名神八日市カントリー倶楽部での開催を予定している。