Championship Reports競技報告

外岩戸晟士が厳しいホールロケーションの中でスコアを伸ばし5位タイに浮上

写真:Y.Watanabe / S.Osawa

1アンダーパー12位タイから第2ラウンドをスタートした外岩戸晟士(ほかいわど・せいじ)が、4バーディ・1ボギーの67でプレーを終え、通算4アンダーパーの5位タイまで順位を押し上げて後半のラウンド進出を決めた。

雨が苦手と話す外岩戸。朝の練習で好感触はあったものの、スタート時は一時強い雨も降り、不安の中でティーオフとなった。「雨が降ってきたので、今日はどうなるかなとドキドキから始まったんですけど、3~4ホールは耐えて、5番でボギーを叩いたんですけど、8番、9番で連続バーディ。難しいOUTコースを1アンダーパーで折り返すことができたので、今日はいいかもなと思うことができました」。

手応えをつかみながら迎えた後半。10番ホールでバーディを奪いさらにスコアを伸ばすと、そこからは耐えることだけを心がけた。「難しいホールロケーションでしたし、下手にバーディを狙わずにフェアウェイキープ、パーオンさせるというゴルフで耐えて耐えて、余裕あるゴルフができました」耐えることを意識したことが好スコアにつながった。

各選手思うようにスコアを伸ばせず苦しんだ午前スタート組。その中で難しいホールロケーションを攻略できたことは、パッティングの距離感が良かったことが大きい。「距離感が合っていたとは言わないですけど、2パット範囲でいけるようなところに打てていたので、そこが良かったと思います」。

前週、トヨタジュニアゴルフワールドカップで世界の同世代プレーヤーと戦った外岩戸だが、疲れを感じさせない元気な姿を見せている。「この日本アマで、いかにしていい成績をだすかということだけを目標にやってきましたし、疲れを感じてなんていられないですよね。帰ってすぐに練習もしましたし、ここで上位にいけるような練習をしてきたつもりなので、尻上がりに良くなってくれればと思います」外岩戸にとっても当然本選手権は絶対に取りたいタイトルだ。昨年初めて本選手権に出場してカットライン通過を果たしてから、今年もこの舞台に戻ってきたいと考えていた。そして、有言実行。再び日本アマへ帰ってきた。しかも、今年は優勝争いの真っただ中だ。当然目標は日本タイトル獲得だ。

「優勝一択しかないです。最終ラウンドは苦手な雨予報なのでどう攻略するかですけど、まずは明日どこまで伸ばせるかだと思います」上位勢には大学生が居並ぶ中、高校生の外岩戸が2015年の第100回記念大会を制した金谷拓実(廣野・小野)以来の高校生優勝を狙いにいく。

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