Championship Reports競技報告
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7アンダーパー単独首位からスタートした鈴木隆太だったが、苦しい1日となった。この日は1バーディ・2ボギーの71。スコアを伸ばすことができずに、通算6アンダーパーの2位へと後退した。「今日はとにかく耐えるゴルフになりました。ホールロケーションも難しかったこともあり、スタート前から昨日のようにはいかないことはわかっていました」。
前日の7アンダーパーは出来過ぎ。そんなことはわかっていたが、良いイメージが残ってしまうのは人間の性だ。「ワンチャン、昨日のように(プレー)できないかなと思ってはいたんですが、前半の時点で今日はこういう日かと思いました」。昨日と比べてティーショットが曲がったことが、苦しい展開を呼び込んだ。第1ラウンドでは、ほとんどのホールでドライバーを使い、飛距離のアドバンテージを存分に活かしたが、この日はそれができなかった。また、練習ラウンドを行なっていない10番ホールから18番ホールに関して、昨日は見えなかった部分が見え始めたことも、ティーショットの精度を狂わせる要因になったようだ。
ただ、スコアは1つ落としたものの、我慢はできたと実感している。
「2日目に大きくスコアを落としてしまうことが課題でしたが、今日は自分にしては耐えることができたと思います。今度は追いかける側になったので、ボギーを最小限に抑えながら、欲を出さずにバーディを獲るゴルフができればと思います」。
鬼門の2日目を完璧に克服できたとは言えないが、これまでのことを考えると及第点と言っていい。明日からの2日間は、呪縛から解かれたと言うと大袈裟だが、気持ちよくドライバーを振り切って、廣野ゴルフ倶楽部を攻略してもらいたい。
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