Championship Reports競技報告

16番のスーパーイーグルで優勝争いに食い込んだ外岩戸晟士

報告:M.Ideshima 写真:Y.Watanabe / S.Osawa

伸ばし合いよりも我慢のゴルフが得意だと外岩戸晟士。この日は1イーグル・1バーディ・1ボギーの68。1イーグルは粘りに粘ったあとのご褒美のようなものだった。

「今日は16番のイーグルが全てです。それだけでした。ティーショットが左のフェアウェイで、ちょっと松の木がかかる感じだったんですが、それをうまく避けながらロードロー系の球でいったらそれが入っちゃいました。122ヤードで、普通なら52度の距離なんですが、46度で打ちました」。

スタートホールからパーを重ねて、最初にスコアが動いたのは7番ホール(パー3)。そこでボギーが先行してしまう。最終ラウンドの天候が悪いことはスタート時点で頭の中にあったという外岩戸。中止になることも想定して、できるだけスコアを伸ばしておきたいのが本音だったが、それでガツガツし過ぎても裏目に出る可能性があると高校生らしからぬ冷静な判断のもとこの日のラウンドをこなした。

廣野ゴルフ倶楽部に対してはチャンスホールが無いと言い切るほど、難度の高さを感じているようだ。ただ、我慢のゴルフが好きな外岩戸にとって、その難しさがプラス要素に働いている。「今日は耐えることのみを考えていました。スコアを落としちゃうとすぐに(順位が)下にいっちゃうので、耐えて自分のゴルフをしようと。周りの人がみんな飛ぶので、そこに勝とうとしても無理ですし、自分のゴルフをすることだけを考えていました」。

明日の最終ラウンドは1打差を追いかける立場だが、天候を含めて我慢を強いられる展開になることは間違いない。我慢比べになればなるほど外岩戸に分があるかもしれない。

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