Championship Reports競技報告

山下勝将が苦しみながらも首位タイを死守し悲願のタイトルに王手

報告:M.Ideshima 写真:Y.Watanabe / S.Osawa

「日本アマは1番獲りたいタイトルです」と山下勝将は言い続けている。それだけにスコアを伸ばしたかった第3ラウンドだが、出だしの躓きが原因でリズムに乗り切れなかった。

「今日は2番ホールでいきなりダブルボギーを叩いてしまいました。そこからはスコアを落とすことなく、なんとか耐えることはできたと思いますが、もう少し伸ばしたかったという気持ちもあります」。

廣野ゴルフ倶楽部の出だしの4ホールは距離の長いパー4が続く。特に457ヤードの2番ホールは、今日のようにホールロケーションがグリーン奥の段上に切られると、とてつもなく難度が上がると選手たちは口を揃える。

ティーショットを右に曲げてしまった山下は、2打目でグリーンをとらえることをできずに、3打目もピンと同じ面に乗せることができなかった。結果、ダブルボギーにしてしまった。ただ、言い換えれば山下の大きなミスはこの2番ホールのみ。それ以外のホールは耐えるところは耐えて、獲るべきところできっちり獲れている。

単独ではなくなったものの首位はなんとかキープした山下。いよいよ悲願のタイトルに向けて18ホールを残すのみとなった。「とにかくスコアをいくつ伸ばすかということよりも、自分がやるべきゴルフをやるだけです」

明日の最終ラウンドは天候が荒れる予報が出ているが、ナショナルチームに入ってから向上したというマネジメント力を駆使して、最後まで自分のゴルフに徹して耐え切るつもりだ。

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