Championship Reports競技報告

昨年大会3位の廣吉優梨菜が1打差2位とリベンジに向けて好発進

写真:Y.Kawatani

武蔵カントリークラブ 豊岡コースで日本ジュニアゴルフ選手権の本部門が開催されるのは今回が初めて。ベストスコアの見当も難しい中、女子の部で7バーディ・4ボギーの69という素晴らしいスコアで飛び出し、戦況を見つめる関係者を驚かせたのは、2組目にプレーを終えた廣吉優梨菜(北九州市立折尾中学3年)だった。廣吉は昨年大会で優勝者と2打差の3位。また、今年6月の日本女子アマチュアゴルフ選手権でも24位タイと大健闘。豊かな将来性を感じさせるプレーヤーである。

今日のプレーについては、「前半はショットが荒れていたのですけど」とやや口が重い。2番(パー4)はティーショットが大きく曲がり、ボールは林帯まで転がってボギー。6番(パー5)も、同じくティーショットが曲がり、右サイドの池へ。しかし、そこからパーをセーブ。「(その後は)なんとか耐えているうちに」、11番でこの日3つ目のバーディを奪うと、次第にショットが安定。パッティングも冴え、そこから3連続バーディ。さらに、16番、17番で2連続バーディ。後半はパーオンしたホールすべてでバーディをマークした。

今シーズンの目標を尋ねると、「これです。このタイトルを獲りたい」ときっぱり。そのため、「明後日(競技3日目)は台風で中止になるかも知れないって聞いたので、大会の第1日はいつも出遅れるんですけど、今回は出遅れないように、頑張ってアンダーパーで回ろうと思いました」と胸の内を明かす。結果はその目論見通りとなったのだが、「前半の2ボギーは(ショットが荒れていたことによる)仕方のないボギーでしたが、後半の15番と18番の2つのボギーは(コースマネジメントで)防げたボギーだったと思います」と少し悔しそう。15番はガードバンカーからの1打が、グリーン反対側のバンカーへ。18番は、第2打を外してはいけないピンのショートサイドのラフに入れたことによるボギーで、もったいなかったという。

 

明日は、よりコースマネジメントを大事にしたいと、しっかり語る口調が印象的だった。

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