Championship Reports競技報告
Championship Reports競技報告
報告:Y.Koseki 写真:Y.Kawatani
第1ラウンドの競技は雷雲接近のため、途中12時34分から3時間弱の中断。ほとんどの選手が長時間のサスペンデッドを強いられることになった。数人のプレーヤーに話を聞いたが、やはり再開直後のプレーが難しかったと首を振る。とりわけ、そこまで順調にスコアを伸ばしてきた選手にとっては残念な展開だったに違いない。
この日、68ストローク。4アンダーパーで単独トップに立った小田祐夕(長門市立深川中学3年)は17番ホールまで7バーディー・2ボギー。67の快調なペースで進めてきたが、最終18番(パー4)でドライバーのティーショットをフェアウェイ左のラフに入れてしまったところで即時中断となった。
再開後のファーストプレーとなる第2打のボールはやや深いラフの中にあった。そのため小田は無理してグリーンは狙わず、7番アイアンで刻むことを選択。残り約50ヤードの第3打を2メートルにつけるも、惜しくもパーセーブはならなかった。それでも自身の冷静なゲーム運びには納得しているようだった。「今年は、出場する全国大会すべてでトップ10入りすること。そのなかで、この大会は優勝することが目標です」。
その目標が現実的になった今日のラウンドについては、「パッティングが好調で、長いのも、短いのも入りました」と振り返る。そのうえで、第3ラウンドの競技実施が危ぶまれるなか(その後、キャンセルが決定)、明日のラウンドについては「無理をせず、(今日の経験から)しっかりとフェアウェイをキープしたいです」と語る。
フェアウェイキープが出来れば、得意のアイアンと今日、好調だったパッティングでタイトルを狙える。そんな自信が垣間見えた。
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