Championship Reports競技報告
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日本女子学生ゴルフ選手権第1ラウンドは、5アンダーパーの首位に4名が並ぶ大混戦のスタートとなった。初めて本選手権の舞台に立った3年生2名がいきなりの好発進を見せた。
近畿大学3年の三瀬舞愛は17番までノーボギーのゴルフだったが、最終18番ホールで痛恨のボギー、それでもホールアウト後の表情は明るかった。落ち込みそうなところだが、ティーショットを曲げてしまい、その後もリカバーすることができずに5オン。ダブルボギーも見えたところだが2メートルのボギーパットを沈めた見事なボギーだった。
「プレッシャーに負けた部分はあったんですけど、最後1パットで決めることができたのは良かったと思います」3年目で初めて出場する本選手権だが、知っている選手も多く緊張感なくプレーができていると話す三瀬。この日も同じ組に同級生がいることで、リラックスできていたと振り返る。残り2日も自分らしく楽しくプレーすることができるか。
もう一人の大学3年生は中部学院大学3年の池戸梨緒。中部女子学生ゴルフ選手権3位で本選手権出場を初めてつかんだが、この日のラウンドは全体的にショットの調子がよく、パッティングもラインも読めていて沈めることができていた。17番ホールでボギーを叩くも、最終18番でバーディを取り返す見事なバウンスバックで締めくくった。「17番はもったいなかったですが、最後はパー5だったのでチャンスだと思って自信もってプレーできていたので、バーディが取れたと思います」。
池戸も3年目で初めて本選手権に出場。「緊張感がある」と初めての日本女子学生の印象を話してくれたが、池戸の見据える先はプロへの道だ。「来年プロテストを受ける予定ですが、今回優勝することができれば最終プロテストから受けることができるのでそうなればベストかなと思います。でも気は張らずにリラックスしてできればなと思います」自信を持って振れているというショットを武器に残り2日も戦い抜く。
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