Championship Reports競技報告

ボギーをきっかけに奮起。神谷桃歌が学生日本一へ王手をかける

中京大学1年の神谷桃歌が、第2ラウンドを3バーディ・1ボギーの70でホールアウト。通算7アンダーパーで2位の池戸梨緒に2打差をつけ単独首位に立ち、首位に4人が並ぶ大混戦から抜け出し、女子学生日本一へ向け王手をかけた。

前半9ホールは、パッティングが入らずバーディを獲ることが出来ない苦しいラウンドを強いられた神谷。4番ホールは1メートルのパーパットを外す痛恨のボギーだった。それでも、「これではマズい」と自らを奮い立たせたことで、その後は徐々にパッティングも入り始め、バックナインでは3バーディ・ノーボギー。前半とは別人のようなゴルフでカムバック。結果としてこのボギーが今日の神谷にとってはターニングホールだったのは間違いないだろう。

2位と2打差、優勝へ向けアドバンテージを持つ神谷だが課題もある。

「この2日間、パー5で3打目をラフから打つことが多くて、セカンドショットからの組み立てが良くないと思います。そこを改善できればバーディにもつながるのかなと思います」。

日本女子学生もあと1日。残り18ホールで全てが決するわけだが、最終ラウンドの目標について聞いたところ、「ここまで来たら優勝したいという思いはあります。まわりの状況によって優勝スコアがどれくらいになるかはわからないですけど、自分は60台で回ることを目標にやっていきたいと思います。アプローチとパター、特にパットが大事だと思うので、今日は入念に調整して明日パッティングが入るように頑張ります」、

今年プロテストにエントリーしている神谷は、9月3日から2次テストを控えている。本選手権の優勝者には最終プロテストからの受験資格が与えられるだけに、狙いは当然そこにある。

今年、中部女子学生ゴルフ選手権を制した際は首位タイから抜け出しての優勝だったが、追う優勝争いと追われる優勝争い、どちらが好きか聞いてみた。

「追う方が楽かなとも思いますけど、一打でもリードがある方が有利なのは間違いないと思うのであまり考えずに頑張ります」。

最終ラウンドも、中部を制した実力を発揮して学生日本一の称号をつかみとることができるか。神谷が話す最終日のポイント、アプローチとパターに注目したい。

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