Championship Reports競技報告

益田世梨は大学4年間の集大成を見せる3連続バーディで3位入賞

通算7アンダーパーで3位入賞の益田世梨(東北福祉大学4年)は、本大会が最後の日本女子学生ゴルフ選手江県出場となった。大学に進学した2021年大会で15位タイ、2022年大会は19位タイ、そして昨年は4位タイと着実に順位を上げて迎えた最後の舞台での目標は、もちろん優勝の二文字だった。

第1ラウンドは2アンダーパーで6位タイ、第2ラウンドを終えて通算3アンダーパー。首位と4打差の5位タイと好位置で迎えた最終ラウンド。3番(パー5)でバーディを奪ったものの、「だいぶ我慢のゴルフだった」というようにチャンスをものにできないもどかしい展開に苦しむ。一方で、首位の神谷がスコアを順調に伸ばし、彼我との差を縮めることができず「トップとスコアを離されてしまったので……全国大会で初めての表彰に上がりたいなと思って、今日は1日自分のプレーをしようと意識しました」と、新たな目標を立てて、後半のプレーを進める。

「優勝はないと吹っ切れていました」と気持ちも一新してプレーを進める益田は、16番(パー5)から3連続バーディでフィニッシュ。「16番と18番のパー5は、セカンドショットを3番ウッドでグリーン近くまで運べて。攻めるゴルフが出来ました」と大学生活4年間の集大成を見せて、最後の日本女子学生ゴルフ選手権で自己最高順位を更新する3位入賞の結果を残した。しかし、プロテストに挑戦している現在、優勝者に与えられる最終プロテストへの資格獲得に頂点だけを狙って本大会に臨んでいただけに、悔しさものぞかせた。

高校卒業後にはプロ転向も考えていたという益田だったが、コロナ禍もあり強豪の東北福祉大学に進学。仲間たちとともに研鑽を積んできた。「この4年間、本当に成長ができました。4年前より劇的にゴルフが変わったと思います。充実した4年間でした」と語る。「ショットは調子が悪くても許容範囲に収めることができるようになってきました。最後はグリーン周りとパッティング。微妙な距離のパッティングを決められるように、頑張ります」充実の4年間を経て、益田はプロフェッショナルという夢の実現に向けた挑戦の日々が続いていく。

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