Championship Reports競技報告

日本シニアゴルフ選手権第2ラウンドが終了。水上晃男が2位に3打差の単独首位に浮上し3連覇に王手をかける

2024年度(第45回)日本シニアゴルフ選手権は24日、三重県いなべ市の涼仙ゴルフ倶楽部(6,854ヤード・パー72)にて、120名の選手が出場して第2ラウンドが行われた。前日降り続いた雨は上がったものの、風が吹きぬける難しいコンディションとなったこの日。各選手ともスコアメイクに苦しむ中、水上晃男(鷹之台CC)が5バーディ・2ボギーの3アンダーパー69をマークし、通算5アンダーパーで2位の黒川直広(安芸CC)に3打差をつけて、単独首位に浮上した。3位には、通算1アンダーパーの玉山勇三(岸和田CC)がつけている。なお、前日首位タイの今井秀樹(京都GC)と金子光規(戸塚CC)の2人は、この日揃って77を叩き、通算2オーバーパーの8位タイに後退した。

大会史上2人目の3連覇に王手だ。この日は前半で3バーディを奪い、スコアを伸ばした。後半は伸び悩んだものの、堂々たるプレーで首位に立った。これで3連覇に向けて、大きく前進した。達成すれば、山口梅吉(1981年~1983年)以来41年ぶりの快挙だ。

大会前から周囲から「3連覇」「3連覇」と聞かされ、意識せざるを得ない。そのプレッシャーはいかなるものか。それをはねのけるというか、受け入れつつも、自分がスコアを伸せば関係ないという自信からか、他の選手のスコアを意識せず自分のプレーに集中する。「明日は3アンダーパーで回れば」自ずと結果はついてくると、己に言い聞かせるように言った。果たして、結果はどうなるか、明日決着がつく。

なお、36ホールを終了して通算9オーバーパーの55位タイまでの62名の選手が明日の第3ラウンドに進出した。本選手権の優勝者には、今年の日本ミッドアマチュアゴルフ選手権競技(11月13日~15日:高室池ゴルフ倶楽部)への出場資格が与えられる。また、3位タイまでの選手には、来年の日本シニアオープン(2025年9月18日~21日:相模原ゴルフクラブ東コース)の出場資格が与えられる他、10位タイまでの選手には来年の本選手権(2025年10月29日~31日:飯能ゴルフクラブ)の出場資格が与えられる。

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