Championship Reports競技報告
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練習ラウンドでは、水上晃男はアウトよりインの方がプレーしやすいようだった。アウトは、池が絡むホールが多く、ティーショットの狙い所が難しい。9番ホールのパー5は、練習ラウンド、第1ラウンドと2日続けてボギーだった。前日も10番からのスタートで前半にスコアを伸し、後半のアウトではイーブンパーだった。それが、この日は1番からのスタートで3バーディとスコアを伸した。鬼門だった9番はアプローチで1.5メートルにつけたものの、奥からの下りのラインを残してしまい、バーディパットはやや打ちきれずにボールはカップの手前で切れて、パーに終わった。それでも前半はボギーフリーのゴルフだった。
インはアンダーパーで回っている相性のいいコース。さらにスコアを伸ばせるかと思わせたが、10番で短いパーパットを外してボギー。すぐさま11、12番と連続バーディを奪って、ミスを取り返したものの、17番でもグリーンを外してアプローチで寄せるもパーパットを外して,ボギーとしてしまった。今週は、ショットの調子はいいものの、涼仙ゴルフ倶楽部のグリーンに手を焼いている印象だ。パッティングで「打っちゃうと抜けそうだと思って、緩んじゃったり」打ち切れずにショートしたりした。
それでも2位に3打差をつける単独首位。3連覇も見えてきた。この日はティーショットでフェアウェイを外すことはなかった。「ショットはほぼ100点」という程に好調。それだけに「下を引き離してやろう」と思い、「6アンダーパーか7アンダーパー」を目指した。結果は通算5アンダーパーだったが、他の選手に対しては十分なアドバンテージになった。
「明日はしっかりゴルフをして、あまり周りを見ずにいこうと思う。8アンダーパーぐらいまで伸ばせて行けたら、もしかしたら3連覇できるかもしれない。(スコアを)落とすと、多分やられちゃうと思うので、伸すか最低でもパープレーで回れるようにしたい。ショットは今いいので、後はパットをしっかり打てるように。気持ちでしょうね」と我が道をいく。
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