Championship Reports競技報告
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前日3アンダーパーで首位に並んでいた黒川直広は、この日3バーディ・4ボギーの1オーバーパー73とし、通算2アンダーパーで首位の水上晃男と3打差の2位に後退した。
1番ホールからスタートし、いきなりバーディ発進と好スタートを切った。続く2番でボギーを叩くも、9番でバーディを奪い、通算4アンダーパーでハーフターンした。ここまでは順調なプレーが続いていた。ところが後半に入って13番から3連続ボギーで失速。最終18番でバーディを奪い、ひとつスコアを戻してプレーを終えた。
グリーンのスピードにタッチを合わせることができずに「3パット2回。あとはティーショットでミスした。でも全体的にはいいゴルフができた。耐えた感じ」と振り返った。インパクトでショットの結果を気にするあまり、体が起き上がってしまう癖を直すために、体の正面でインパクトを迎えるようにクラブを振る、体を残すイメージを意識しているという。そこに集中しているために、ボールの行方を気にすることもなく、いい結果に結びついている。
明日もこのスウィングのチェックポイントに意識を集中していく。これを続けていくことで、いい結果につながるかもしれない。
黒川自身本選手権最高位の9位を上回る成績、できれば優勝を目指したいところだ。首位を走る水上は強敵だが、ゴルフは何が起るかわからない。最後まで諦めずにプレーを続ければ、ご褒美がもらえるかも知れない。
(訂正)
第1日の記事の中で「本選手権には5回目の出場で、昨年の13位タイがこれまでの最高成績」と記述しましたが、正確には2022年大会の9位がこれまでの最高成績でした。ここに訂正させていただくと共にお詫び申し上げます。
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