Championship Reports競技報告

日本シニアゴルフ選手権が閉幕。水上晃男がプレーオフを制し41年ぶりに大会史上2人目の3連覇を達成

2024年度(第45回)日本シニアゴルフ選手権は25日、三重県いなべ市の涼仙ゴルフ倶楽部(6,854ヤード・パー72)で第3ラウンドが行われた。最終ラウンドは朝から日ざしも強く、時折吹く風がむしろ心地よく感じられるくらい、過ごしやすい気候となった。

首位でスタートした水上晃男(鷹之台CC)はこの日、パッティングに苦しみ、イーブンパー72とスコアを伸ばせず、通算5アンダーパーで玉山勇三(岸和田CC)に並ばれた。勝負はプレーオフにもつれ込み、1ホール目で水上が約7メートルのバーディパットを入れて、優勝を決めた。大会3連覇は、山口梅吉(1981年~1983年)以来史上2人目で、41年ぶりの快挙だった

これまで水上は2022年に10打差、2023年は6打差をつけて優勝していたが、今回はプレーオフまでもつれ込むという辛勝だった。「ほっとしています」というのが本音だろう。これでまた来年は前人未踏の4連覇に挑むことになるが、「若くてうまい人がまた入ってくる」と年々優勝することが厳しくなってくる。ただ、それは百も承知。そのためにトレーニングを積み、体調を整えている。来年は飯能ゴルフクラブ(2025年10月29日~31日)で開催される。果たして,誰が彼を止めることができるのか。その勢いは止まりそうにない。

左から3位の黒川直広、3連覇を達成した水上晃男、2位の玉山勇三

なお、本選手権の優勝者には、今年の日本ミッドアマチュアゴルフ選手権(11 月13 日~15 日:高室池ゴルフ倶楽部)への出場資格が与えられる。また、3位までの選手には、来年の日本シニアオープン(2025年9月18日~21日:相模原ゴルフクラブ東コース)の出場資格が与えられる他、10位タイまでの選手には来年の本選手権の出場資格が与えられる。

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