Championship Reports競技報告

日本女子シニアゴルフ選手権が閉幕。山本純子が最終ホールまでもつれる激戦を通算+6で制して2つ目の日本タイトル戴冠

50歳以上の女子アマチュアゴルファー日本一を決める日本女子シニアゴルフ選手権は25日、香川県仲多度郡のまんのう町にある満濃ヒルズカントリークラブ(6,036ヤード・パー72)で第2ラウンドを行った。朝から10メートルほどの風が吹く難コンディションに、コースがさらに長く感じた選手も多かったはず。その中で第31代目のチャンピオンに輝いたのは山本純子(よみうりCC)だ。通算6オーバーパーで逆転で日本女子シニアゴルフ選手権初優勝を果たし、2015年日本女子ミッドアマチュアゴルフ選手権に次ぐ2つ目の日本タイトルを手にした。

「最後まで本当に苦しかったです」

そんな言葉が物語るように、この日はボギーが先行する苦しい展開。特に終盤の16番、17番の連続ボギーでかなり追い詰められた。ただ、苦しい流れの中でも最後まで自分のゴルフをやりきって、辛くも1打差リードを守り初出場初優勝の快挙を成し遂げた。

なお、1打差の3位タイには、2日目を単独首位でスタートした平林治子(都留CC)のほか、近賀博子(久邇CC)と西下裕美(小野GC)が入賞した。

左から優勝の山本純子、2位タイの近賀博子、西下裕美、平林治子
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