Championship Reports競技報告
Championship Reports競技報告
黒川直広は、優勝までに一歩届かなかった。9番ホールでバーディを奪い、首位の水上晃男に1打差まで迫った。「よっしゃー」と思ったが、10番に続き、12番でもボギーを叩いてしまう。同じ組でプレーする玉山勇三が11番から4連続バーディを奪ったのに対し、黒革はその後スコアカード通りで、結局通算2アンダーパーで3打差の3位に終わった。
それでも、ホールアウト後は黒川の表情はサバサバとしたものだった。「3日間良いゴルフが出来たと思う。今日はあとの2人(水上、玉山)が良いプレーをしていたので、それについていった感じ。流れが良い方にいった。水上君はショットがすごく良くて、見ていたらリズムが良くなった。それが僕が3位には入れた要因。まだまだ勉強になる。ゴルフは心とリズム。水上君を見ているとそれがわかる」と収穫も手にしたようだ。「僕にとっては、上出来だった」と改めてこの3日間を振り返った。
黒革は3位入賞で来年の本選手権と日本シニアオープンの出場資格を得た。今シーズンは、このあと試合に出る予定はなく、これで終了。また、来年に向けて気持ちを新たにする。
競技メニュー