Championship Reports競技報告
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昨年覇者の冨田久三(静ヒルズCC)が首位と2打差の2位タイにつけた。
この日は1バーディ・2ボギーの73。スコアが動いたのは3ホールのみで、そのほかはパーを着々と積み重ねた。
「いやぁ、バタバタですよ」とホールアウト後は苦笑いを浮かべながら話してくれた冨田だが、スコアに関しては満足している様子。優勝した昨年は第1ラウンドに6アンダーパーをマーク。コースも違えば、気候などコンディションも違うため単純に比較はできないが、それでも門司ゴルフ倶楽部が選手たちにとってどれだけ難攻不落かがわかる。
他の選手らと同じくラフに入れると縦の距離感を合わせられないことは練習ラウンドで熟知していた冨田。この日はフェアウェイを外したのがたった1回だけという警戒ぶりが、安定感の高いゴルフの要因になったことは間違いない。
連覇に対しては全くの無欲。もちろん連覇というものを狙える立場にあるのは自分だけという認識はあるものの、そこに固執することはない。それよりも冨田が自身のゴルフの調子のバロメーターにしているのがエージシュートだ。73歳の冨田にとって「73」のスコアは常に意識している数字。今年はすでに12回達成しているが、何回達成してもエージシュートができたかどうかが、自分のゴルフの満足度につながっていると言う。
そして今日は今年13回目のエージシュートを達成した。
明日もひたすら自分との戦いに徹するつもり。14回目のエージシュートを達成が、結果的に大会連覇達成に導いてくれるだろう。
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