Championship Reports競技報告
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2024年度日本グランドシニアゴルフ選手権が明日7日に開幕する。今年で第30回の節目を迎える本年大会は埼玉県比企郡嵐山町の嵐山カントリークラブ(6,349ヤード・パー72)を舞台に123名の選手が出場し、11月7日から8日の2日間36ホール・ストロークプレーで優勝を争う。
嵐山カントリークラブは1962年の開場。設計を行った小寺酉二は、自身が欧米の多くのコースでプレーした経験から、小寺氏独特な「古典的なイングリッシュスタイル」をテーマとしたという。この嵐山カントリークラブで見られる左右の傾斜と前後のうねりというアンジュレーションや小さなマウンドを持つフェアウェイは、小寺の面目躍如と言われるに相応しい仕上がりとなっている。
本選手権が嵐山カントリークラブで開催されるのは初めてだが、過去には日本オープンゴルフ選手権(1984年)や日本シニアオープンゴルフ選手権(2006年)のナショナルオープンが開催されたほか、日本ジュニアゴルフ選手権(1965年~1970年)や日本女子アマチュアゴルフ選手権(2018年)が開催されるなど、ナショナルアマチュア選手権も数多く行われており、その熱戦は多くのゴルファーの記憶に刻まれている。今年どのようなドラマが繰り広げられるのか注目が集まる。
ディフェンディングチャンピオンの紀村勝也(岡山霞橋GC)は1番ホールから8時30分にスタート、昨年2位の村川米蔵(八代GC)は同じく1番ホールから歴代優勝者の宮辰夫(習志野CC)らとともに8時40分にティーオフの予定だ。
70歳以上の男子アマチュア日本一の座をかけた熱い戦いが明日から繰り広げられる。
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