Championship Reports競技報告

2打差2位タイから逆転を狙う清水と石口。それぞれの心模様

清水友莉耶(中部日本パブリック)と石口菜都実(奈良ロイヤル)は首位スタートの長田に2打遅れての2位タイにつけて、明日の最終ラウンドを迎える。

1番ホールでバーディ発進を決めた清水は、5番のボギーで前半をパープレーで終える。後半は10番(パー5)でバーディを決めたものの、直後の11番でボギーと、なかなか波に乗り切れない。その後もスコアカード通りもどかしい展開を我慢して迎えた最終ホールでバーディを奪って、この日のプレーを締め3バーディ・2ボギーの1アンダーパーをマークした。なかなかスコアを伸ばしきれなかったのは、パッティングが思うように決めきれなかったからだという。地元の愛知県でプレーしているときは、8,5フィートぐらいのスピードのコースが多いというが、この日のグリーンコンディションは11.5フィートと、想像以上の仕上がりに苦しめられた。2ボギーはいずれも3パットのミスに「今日はショットが良かったけれどパッティングが入らなくて……60台のスコアを目指していたので、もうちょっといきたかったというのが本音です」と悔しさをにじませる。それでも、全国大会というプレッシャーに押しつぶされることなく「緊張感の中で良いプレーが出来たと思います」と納得している様子を見せた。「今日は、消極的になってしまったところもありました。明日はピンをデッドに狙って良いプレーをしたいです。優勝が目標ではありますが、自分のプレーに集中して1日でも60台のスコアを出したいです」と意気込む。本大会首位スタートの長田が制した今年の中部女子ミッドアマチュアゴルフ選手権では4打差の3位と健闘しながらあと一歩、追いつくことが出来なかった。安全策での逃げ切りを目論む長田と対象的に、攻めのプレーを誓う清水。目標の60台のスコアを叩き出し、中部女子ミッドアマのリベンジなるか。

トップ10以内を目標に本大会に臨んでいるという石口は、「前半はショットが左に曲がって……あまり調子がよくありませんでした。後半に入って徐々にショットの調子も戻ってきて、パッティングも決まってくれました」と清水と対象的にパッティングに救われた1日となった。バーディスタートと幸先良くこの日のプレーに入ったが2番(パー5)でボギー。その後は6、9番でスコアを伸ばすと後半は11番の1ボギーで凌いで、3バーディ・2ボギーでこの日のプレーを終えた。目標に対しては上々とも言える順位だが、「内容的には少し納得できないスコアだったかな」と口惜しんだ。「明日は、今日よりも良いゴルフができるように頑張ります」そう言い残して、今日のプレーを支えてくれたパッティングの調整に足早に練習グリーン向かった石口。目標達成はもちろんのこと、頂点を狙える順位で迎える最終ラウンドで、どのようなプレーを見せるか。

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