Championship Reports競技報告
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第30回日本グランドシニアゴルフ選手権第1ラウンドは、強風の影響もあってスコアが伸び悩み、2打差に8名がひしめく大混戦の幕開けとなった。その中の一人に関東グランドシニアゴルフ選手権を制した田村敏明(小千谷CC)がいる。田村は、1バーディ・7ボギーの6オーバーパー、首位と2打差の3位タイグループから、頂点を狙う。
この日のラウンドを田村に振り返ってもらった。「今日はショットの当たりがイマイチ良くなかったですね。風が強いこともあって力んでしまいました」。
会場の嵐山カントリークラブは、「何度も来ている」とホームコースのようなもの。全てを知り尽くしているはずだったが、そんな田村でもこの日の強風には手を焼いた。「縦距離が合わなくなって、考えれば考えるほど合わなくなりました。さすがに参ったね」と苦笑いを見せた。
2017年の日本ミッドシニアゴルフ選手権で優勝を果たしている田村にとっては、最終ラウンドはアマチュア日本タイトル2冠目がかかるが、あくまで平常心を貫く。「特に意識しないでやるつもりです。グランドシニアは獲ったことがないので、狙ってはいきたいけど、意識しすぎないようにしたいですね」
最後に田村は「一生懸命やるだけ」と言った。田村らしさを出せれば結果はついてくるはずだ。大混戦を抜け出すことができるか。
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