Championship Reports競技報告

初出場初優勝はならず。仁宮祐典はパッティングが乱れ2位タイに沈む

昨日は、バックナインをパープレーでラウンドするなど4オーバーパーで単独首位と最高のスタートを切った仁宮祐典だったが、最終ラウンドは7番からの3連続ダブルボギーが響き、2バーディ・2ボギー・3ダブルボギーの80とスコアを落とし、通算12オーバーパーで優勝の田村に7打差の2位タイと悔しい敗戦となった。

仁宮は、スタートホールでセカンドショットをきっちりチャンスにつけ、バーディパットを沈め流れに乗るかと思われた。6番ホールまでは順調にラウンドを進めていたものの、7番をダブルボギーとすると、パッティングが狂いはじめ、8、9番もグリーン上で悩みよもやの3連続ダブルボギー。悔やまれる3ホールとなってしまった。

優勝を狙っていただけに残念ではあったはずだが、初出場の本選手権を「楽しかったです。良いコースセッティングにしてくれてね。グランドシニアには距離があるのかなと思うんですけど、皆さんグリーンまわりとか上手で勉強させていただきました」と笑顔で振り返ってくれた。

10位以内に入ったことで、来年の本選手権の出場権も獲得できた。「来年はグランドシニアと55歳以上の日本シニアに挑戦しようかな。来年はグランドで優勝できるように頑張ります」

悔しい経験が来年に生きるはず。1年後のリベンジに注目したい。

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