Championship Reports競技報告

65歳以上のアマチュアゴルファー日本一を争う日本ミッドシニアゴルフ選手権が10月31日に門司GCで開幕

2024年度(第30回)日本ミッドシニアゴルフ選手権が10月31日から2日間の日程で、福岡県北九州市にある門司ゴルフ倶楽部(6,433yard・PAR72)で行われる。

横浜カントリークラブ・東コースで開催された昨年大会は、プレーオフを制した冨田久三(静ヒルズCC)が本選手権初優勝を飾った。冨田自身、2021年の日本グランドシニアゴルフ選手権に続く2つ目の日本タイトル戴冠となった。

今年の舞台となる門司ゴルフ倶楽部は言わずと知れた九州を代表するコース。ゴルフ倶楽部の開設は1934(昭和9)年で、今年が開場90周年記念の年になる。

門司ゴルフ倶楽部と言えばやはりクラブハウスだろう。開場初期は茅葺き屋根のハウスでそれも趣のあるクラブハウスだったが、防災上の問題で1960(昭和39)年に2代目クラブハウスが竣工。設計を手がけたのが建築家のアントニン・レーモンド氏だ。彼の作品はモダニズム建築と呼ばれ、日本建築の近代化に多大は影響を与えたと言われている。2代目クラブハウスは国の登録有形文化財(建造物)にも登録されている。

また、コースを手掛けたのは上田治氏。上田氏が初めて設計した門司ゴルフ倶楽部は『小廣野』と表現されるように砲台グリーンやアリソンバンカーはコースの景観美に貢献している。同時に難度を上げる要素になっていることは間違いない。

さらにグリーンは芝種が高麗芝でパッティングが勝負の行方を左右する可能性が大きい。この日練習ラウンドを行なっていたディフェンディングチャンピオンの冨田も「グリーンが難しい」とこぼしていたが、高麗芝特有の逆目、順目のスピード感がかなり掴みにくい様子だ。

本選手権には125名が参加。明日の第一組はアウトコース、インコース共に8時にティオフ。今年の65歳以上のアマチュアゴルファー日本一を決める戦いがいよいよ始まる。

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