アジア太平洋地区最大の女子アマチュアゴルフチーム選手権、「クィーンシリキットカップ アジア太平洋女子アマチュア招待ゴルフチーム選手権」が、明日(11日)からいよいよ開幕する。
今年で27回となる今大会は、13の国と地域から39人が参加。開場はバンコク郊外に位置するグリーンバレー・カントリークラブ(6,095yards, par72)。ロバートトレントジョーンズJrの設計による同クラブは、距離が短いがハザードが多く、精度の高いティショットが要求される。グリーンはティフトン芝で芝目がきつく、短いパッティングにも細心の注意が必要である。
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第1ラウンド同組の右諸見里と
左Teseng Ya-Ni(台湾) |
8日に現地入りした日本選手団は、2日間の練習ラウンドを消化し、順調に仕上がってきている。「厳しい暑さ(気温35度、湿度70%)での戦いになるが、条件はどのチームも一緒。諸見里と吉田は昨年出場してチーム4位と悔しい思いをしているので、今年は是非リベンジを果たしてもらいたい」とと語る里深キャプテンの期待も大きい。
明日、日本は、台湾とマレーシアと同組。台湾はチームのエースとなるTseng Ya-Niを率いる強豪チームで、今大会は優勝候補にあがっている。Tseng Ya-Niは、昨年の全米女子パブリックアマ優勝、世界女子アマ個人4位、さらに、先日のタイ女子アマに優勝し現在アジアで最も勢いのある選手として注目されている。アジア太平洋チャンピオンの諸見里しのぶを率いる日本と、第1ラウンドからの好ペアリングに地元も大いに盛り上がっている。 |
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選手コメント |
諸見里 しのぶ
昨年は個人で優勝したが、チーム戦では4位と悔しい思いをしているので、今年はチーム戦でリベンジするつもりで大会に臨んでいます。コースは、短いホールが多いので、ティーショットをフェアウェイキープが大きなポイントとなると思います。いずれにしろアンダーパーでの勝負になると思うので冷静に上位を狙えるようにがんばります。 |
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有村 智恵
東北高校3年
グリーンが見た目と実際のタッチがちがうので、そこをしっかり見極めればスコアになると思う。ショットの調子は良いので後はグリーン上の勝負です。ナショナルチームとしての公式戦は初めてなので、初日は自分を見失わずマイペースにプレーして良いスタートを切りたいと思います。 |
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吉田 弓美子
厚木北高校3年
コースは短いけど、グリーンのアンジュレーションがきついので、そこをどう攻略するかだと思う。パー5はアイアンで2オンできる距離なので、そこでスコアを縮めたい。昨年は何もわからずあっという間に終わってしまった感じでしたが、今年は雰囲気もわかっているので、初日から攻めのゴルフで行きます。 |
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