本年度の代表選手 |
石川 遼
杉並学院高等学校1年
本年度から発足した「チーム・ジャパン・ジュニア」メンバーでもある石川遼。5月に開催された男子プロゴルフツアー競技に初出場し、史上最年少優勝を果たした。6月に千葉カントリークラブ・梅郷コースで行われた関東アマチュアゴルフ選手権競技では、難しいコースセッティングにも関わらず、持ち前の飛距離で8位入賞を果たし、2年連続で日本アマチュアゴルフ選手権競技の出場権を獲得した。石川の魅力は、平均飛距離300ヤードを超えるドライバーショット。思い切りの良いショットでアドバンテージを奪い、常にバーディーを狙う攻めのゴルフが身上のプレーヤー。 |
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宮里 美香
興南高等学校3年
日本女子アマチュアゴルフ選手権競技史上最年少優勝記録を持つ宮里美香。その後も日本ジュニア優勝、アジア競技大会銀メダル獲得と順調に成長を続け、ナショナルチームの中心選手として活躍している。昨年の世界ジュニアでは第1ラウンドでトップに立つと、最後まで首位をゆずらず日本選手8人目の優勝を果たした。先だって開催された日本女子アマチュアゴルフ選手権競技では、ベスト4。持ち前の堅実なプレーに加え、地道に取り組んできた筋力トレーニングにより、体力向上を図ってきた努力家の宮里。最後の世界ジュニアで日本選手初の大会2連覇を目指す。 |
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古田 幸希
三沢市立第一中学校3年
石川とともに「チーム・ジャパン・ジュニア」メンバーに名を連ねている古田幸希。昨年の東北アマチュアゴルフ選手権競技で10位入賞。日本アマチュアゴルフ選手権にも出場した。本年は、東北アマで最終ラウンド、一時首位に立つなど同選手権最年少優勝記録を破るかと思われたが、後半崩れ、2位に終わった。しかし、豊富な練習量に裏打ちされた多彩なショットに大きな注目を集めた。「チーム・ジャパン・ジュニア」では、明るい性格でムードメーカー的な存在でもある古田の活躍が期待される。 |
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森 桜子
東北高等学校3年
昨年、関東女子ゴルフ選手権を制した勢いのまま、一気に日本女子アマチュアゴルフ選手権競技で優勝した森桜子。持ち前の安定したスウィングと、変則的なパッティングスタイルを採用する柔軟な思考は、女子アマチュアゴルフ界の新星として大きな注目を集めた。本年のナショナルチームメンバーにも選考された森は、全国高等学校ゴルフ選手権春季大会と関東女子ゴルフ選手権を連覇したほか、日本女子アマチュアゴルフ選手権競技でベスト4入りを果たすなど好調なプレーを続けている。 |
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前粟蔵 俊太
鹿島学園高等学校2年
前粟蔵俊太は、石垣第二中学在学中に日本ジュニア男子12〜14歳の部を連覇。高校に進学した昨年は、英国(Heswall GC)で開催されたジュニアオープンゴルフ選手権に日本代表として出場し、12位タイの成績を残した。本年3月の全国高等学校ゴルフ選手権春季大会では、139ストロークで2位に4打差をつけて初優勝を果たした。175センチ・70キロの恵まれた体格から放たれるドライバーショットの飛距離は280ヤード。堅実なプレーでスコアをまとめるプレーヤー。 |
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森田 理香子
京都学園高等学校3年
宮里とともに2年連続で世界ジュニアに出場する森田理香子。昨年は、日本女子アマチュアゴルフ選手権競技でベスト4に入ると、10月に南アフリカで開催されたエスピリトサントトロフィー世界女子アマチュアゴルフチーム選手権に初出場。その第1ラウンドでコースレコードとなる65をマークして個人戦首位に立つと、最後まで粘りのゴルフを続け、2位入賞を果たす飛躍の年となった。本年は、3月のクィーンシリキットカップアジア太平洋女子アマチュア招待ゴルフチーム選手権でもコースレコードの65をマーク(成績は個人戦12位)。関西女子アマチュアゴルフ選手権競技も制したほか、日本女子アマチュアゴルフ選手権競技ベスト8など好成績を残している。身体を鞭のようにしならせて放たれるドライバーショットは、平均飛距離260ヤード。爆発力を秘めた森田の活躍に期待がかかる。 |
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