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2007年度(第40回) 日本女子オープンゴルフ選手権競技
9月27日〜30日 樽前カントリークラブ 南・中コース 参加者数:120名 アマチュア:22名 |
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飯島茜が-4で単独首位。1打差2位に諸見里、米山らが続く |
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日本女子プロゴルフ選手権を制して自身初のメジャータイトルを獲得し自信を深めた飯島茜が6バーディー・2ボギーの68で単独首位に立った。飯島は、腰痛のため前週の試合を途中棄権し、この日もコルセットをつけてのプレーを強いられるなど体調が万全とはいえない中で、無理をしないショットが奏功し、13ホールでパーオンする安定したプレーだった。1打差2位につけた諸見里も体調不良で心配されたが、直前に実施した温泉治療が効いてショットも復調。米山みどりら5人で形成する2位タイグループに入り込んだ。連覇を狙うジャン・ジョンは後半でスコアを崩し、+2で41位タイと出遅れた。 |
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69のベストスコアで諸見里が首位に。不動と古閑が4打差で後を追う |
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諸見里がこの日唯一人の60台となる69をマークし、通算-6で単独首位に立った。パッティングが好調だった諸見里は5バーディー・2ボギーと会心のプレー。2位の不動裕理と古閑美保に4打差をつけた。この日注目を集めたのが今夏のプロテストをトップ通過した服部真夕。服部は、インコースで3バーディーを奪うなどこの日1つスコアを伸ばして、佐伯三貴、横峯さくららとともに通算イーブンパーで4位タイ。また、日本女子アマと日本ジュニアで2位入賞の酒井美紀が首位と7打差の9位タイにつけている。
なお、この日カットが行われ、通算+7の56位タイ、61人が後半のラウンドに駒を進めた。 |
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諸見里が通算-7で首位を堅守。女王不動が3打差に詰め寄り、優勝争いは一騎打ちの様相に |
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諸見里はショットが乱れピンチを迎える場面もあったが、パッティングで必死にパーを積み重ねる我慢の展開。少ないチャンスを確実にものにした諸見里は3日間連続のアンダーパーとなる71でホールアウトし通算-7までスコアを伸ばし、女子オープン制覇に大きく前進した。諸見里の後を追うのは、女王不動。「ショットがぶれていた」という不動だったが、この日70をマーク。自身2度目の女子オープン優勝に向けて、諸見里を射程圏内に捉えた。
この日、68のベストスコアをマークしたのは前年優勝のジャン・ジョン。ショートアイアンの距離感に狂いがあり、2日間不満の残るプレーだったジャンだが、3日目にしてようやく納得のいくプレー。通算3アンダーパーで佐伯とともに3位タイに順位を上げた。 |
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女王不動を退け、諸見里が涙の日本女子オープン初優勝を果たす |
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優勝の諸見里しのぶ(写真左)と ローアマチュアの森田理香子(写真右)
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単独首位でスタートした諸見里は、優勝争いのプレッシャーからか緊張でショットメイクに苦しむ。前半で1打スコアを落とし、12番でボギーを叩き、2位の不動に1打差に詰め寄られた。13番ではアプローチをミスして4メートルのパーパットを残す。しかし、これをカップの真ん中から沈めた諸見里は、落ち着きを取り戻し、15番でバーディーを奪い不動を突き放す。最終18番をボギーとしたが、不動に1打差の通算-6で悲願の女子オープン優勝を手にした。
不動は前半から安定したプレーで諸見里を追い詰めたが、一歩届かず2位。しかし、出場選手で唯一人4日間アンダーパーでプレーした不動は、女王復活の印象を与えた。3位タイスタートのジャンは、11番の4パットが響き、5位に終わった。ローアマチュアは、森田理香子が酒井美紀を逆転。通算+5で全体の16位に入る健闘だった。 |
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